『タイム・イズ・オブ・ジ・エッセンス』 | ||||
---|---|---|---|---|
マイケル・ブレッカー の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
録音 | ニューヨーク パワー・ステーション、ライト・トラック[3] | |||
ジャンル | ジャズ | |||
時間 | ||||
レーベル | ヴァーヴ・レコード | |||
プロデュース | ジョージ・ウィッティ | |||
専門評論家によるレビュー | ||||
マイケル・ブレッカー アルバム 年表 | ||||
|
『タイム・イズ・オブ・ジ・エッセンス』(Time Is of the Essence)は、アメリカ合衆国のジャズ・サクソフォーン奏者、マイケル・ブレッカーが1999年に発表したスタジオ・アルバム。
ブレッカーによれば、本作の作風はラリー・ヤングのアルバム『ユニティ』からの影響が強いとのことで、一部の曲では、同アルバムにも参加したエルヴィン・ジョーンズがドラムスを担当している[4]。パット・メセニーが2曲を提供しており、そのうち「アズ・アイ・アム」は、パット・メセニー・グループ名義のアルバム『カルテット』(1996年)収録曲の再演である。また、「タイムライン」は、後にメセニーのリーダー・アルバム『SIDE-EYE NYC』(2021年)で再演された[5]。
母国アメリカでは、『ビルボード』のジャズ・アルバム・チャートで5位に達した[6]。
第43回グラミー賞では、本作が最優秀ジャズ・インストゥルメンタル・アルバム賞にノミネートされ、収録曲「アウトランス」が最優秀ジャズ・インストゥルメンタル・ソロ賞にノミネートされた[7]。William Ruhlmannはオールミュージックにおいて5点満点中3点を付け「ジョーンズを従えた曲、特に冒頭の"Arc of the Pendulum"と締め括りの"Outrance"(いずれもブレッカーのオリジナル曲)では、ブレッカーは自由奔放に演奏して積極的にリズムを横断し、ジョン・コルトレーンに敬意を表している」と評している[2]。
特記なき楽曲はマイケル・ブレッカー作曲。10.は日本盤ボーナス・トラック。
# | タイトル | 時間 |
---|---|---|
1. | 「アーク・オブ・ザ・ペンデュラム - Arc of the Pendulum」 | |
2. | 「サウンド・オフ - Sound Off」(Larry Goldings) | |
3. | 「ハーフ・パスト・レイト - Half Past Late」 | |
4. | 「タイムライン - Timeline」(Pat Metheny) | |
5. | 「ザ・モーニング・オブ・ジス・ナイト - The Morning of This Night」 | |
6. | 「ルネッサンス・マン[エディ・ハリスに捧ぐ] - Renaissance Man (for Eddie Harris)」(George Whitty) | |
7. | 「ドクター・スレイト - Dr. Slate」 | |
8. | 「アズ・アイ・アム - As I Am」(P. Metheny) | |
9. | 「アウトランス - Outrance」 | |
10. | 「ルネイションズ - Lunations」 |