Ta Prohm | |
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基本情報 | |
所在地 | アンコール |
座標 | 北緯13度26分06秒 東経103度53分21秒 / 北緯13.43500度 東経103.88917度座標: 北緯13度26分06秒 東経103度53分21秒 / 北緯13.43500度 東経103.88917度 |
宗教 | 大乗仏教 |
神性 | 般若波羅蜜多 |
州 | シェムリアップ州 |
国 | カンボジア |
建設 | |
創設者 | ジャヤーヴァルマン7世 |
完成 | 1186年 |
タ・プローム(Ta Prohm クメール語:តាព្រហ្ម)は、カンボジアの古都アンコールに存在する[1]、かつてのラージャヴィハーラ(Rajavihara; 王立精舎)の現代における名前である。
12世紀末にクメール人の王朝、アンコール朝の王ジャヤーヴァルマン7世[2]により創建され、大乗仏教の僧院であった。後にヒンドゥー教寺院に改修されたと考えられている[3]。
ガジュマルによる浸食が激しい[4]。三重の回廊に覆われた遺跡には、文字通り樹木が食い込んでいる[5]。あまりの酷さにインド政府はタ・プロームの修復計画を発表した(インドはタ・プロームの修復を担当している)。しかし、現在ここで議論が沸き起こっている。熱帯の巨大な樹木は遺跡を破壊しているのか、それともいまや遺跡を支えているのかという議論である。2006年10月現在、この遺跡の修復方針をめぐって、ユネスコを中心とした活発な議論が継続中である[6]。
映画「トゥーム・レイダー」と「トゥー・ブラザーズ」の撮影が行われたことで知られる[7]。