「愛のくさり」 | ||||
---|---|---|---|---|
クッキーズ の シングル | ||||
B面 | 見知らぬ恋 | |||
リリース | ||||
規格 | 7インチシングル | |||
録音 | 1962年 | |||
ジャンル | ||||
時間 | ||||
レーベル | ディメンション・レコード | |||
作詞・作曲 | ||||
プロデュース | ジェリー・ゴフィン | |||
チャート最高順位 | ||||
後述を参照 | ||||
クッキーズ シングル 年表 | ||||
| ||||
「チェインズ[注釈 1]」(Chains)は、ジェリー・ゴフィンとキャロル・キングによって書かれた楽曲である。1962年にクッキーズによってシングル盤として発売され、翌年にビートルズによってカバーされた。
クッキーズは、1962年に「チェインズ」のレコーディングを行ない[2]、同年11月にシングル盤として発売した[3]。ディメンション・レコードから発売されたシングル盤は、『ビルボード』誌のR&Bシングルチャートで最高位6位、Billboard Hot 100で最高位17位を記録した[4]。
『オールミュージック』のリッチー・アンターバーガーは、「当時のガール・グループやソウル・ポップの楽曲と同じく、不規則な拍子を取り入れていて、2拍子と1拍子のリズムが交互に繰り返されている。これはシンプルなようでありながらかなりキャッチーで、歌詞とメロディーをより歌いやすく、記憶に残るものにしている。ヴァースはR&Bテイストのポップ・ロックで、歌詞に沿ったアップビートで煙ったようなサックスのリフがよく効いている。ブリッジでは、ヴァースのようにユニゾンで歌うのではなく、愛嬌のある弱々しいリード・ボイスが前面に出されたボーカル・アレンジで、よりセクシーで魅力的なムードを出している」と評している[5]。
チャート (1962年 - 1963年) | 最高位 |
---|---|
UK シングルス (OCC)[6] | 50 |
US Billboard Hot 100[4][7] | 17 |
US Hot R&B singles (Billboard)[4] | 6 |
「チェインズ」 | ||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ビートルズの楽曲 | ||||||||||
収録アルバム | 『プリーズ・プリーズ・ミー』 | |||||||||
英語名 | Chains | |||||||||
リリース | 1963年3月22日 | |||||||||
録音 |
| |||||||||
ジャンル | フォーク[8] | |||||||||
時間 | 2分23秒 | |||||||||
レーベル | パーロフォン | |||||||||
作詞者 |
| |||||||||
作曲者 |
| |||||||||
プロデュース | ジョージ・マーティン | |||||||||
|
クッキーズのシングルは、1962年11月に発売された後、リヴァプールのバンドのカバー曲として人気を博し[9]、ビートルズも一時的にライブのセットリストに「チェインズ」を加えていた[10]。1963年2月11日に4テイクで録音され[11]、リード・ボーカルはジョージ・ハリスンが務め、ジョン・レノンとポール・マッカートニーがハーモニー・パートを歌った[8]。また、レノンはイントロでハーモニカを演奏している[8]。
ビートルズによるカバー・バージョンは、1963年3月22日にパーロフォンから発売された1作目のイギリス盤公式オリジナル・アルバムアルバム『プリーズ・プリーズ・ミー』のA面4曲目に収録された[12]。アメリカでは、1964年1月10日にヴィージェイ・レコードから発売されたアルバム『Introducing... the Beatles』に収録された[13]後、1965年3月22日にキャピトル・レコードから発売されたアルバム『ジ・アーリー・ビートルズ』に収録された[14]。音楽評論家のイアン・マクドナルドは、ビートルズによるカバー・バージョンについて「わずかに音が外れている」「自然さが欠けている」と評している[10]。
ビートルズは、『Side by Side』、『Here We Go』、『Pop Go The Beatles』などのBBCラジオの番組で演奏しており、2013年に発売された『オン・エア〜ライヴ・アット・ザ・BBC Vol.2』に当時の演奏が収録されている[9]。
※出典[10]