チェスの世界チャンピオン一覧(チェスのせかいチャンピオンいちらん)は、世界チェス選手権の歴代チャンピオン及びその対戦結果の一覧である。
「公式」とは1924年に設立されたFIDEが後から公認したという意味である。これ以前のマッチは持ち時間の制限がなかったため「公式」とされなかった。 凡例
チャンピオンによる挑戦者の指名制
チャンピオン、アレヒンの急死を受けて、FIDE(国際チェス連盟)主催の挑戦者制度に変更
IOCの提言を受け入れ、トーナメント方式に変更
不評のため、伝統的持時間による8人総当り方式に変更
この時の成績は、以下のとおり
順位 スコア 名前(国籍) 1 10.0 ベセリン・トパロフ(ブルガリア) 2 8.5 ビスワナサン・アナンド(インド) 3 8.5 ペーター・スヴィドラー(ロシア) 4 7.0 アレクサンダー・モロゼヴィッチ(ロシア) 5 6.5 ペーター・レコ(ハンガリー) 6 5.5 ルスタム・カシムジャノフ(ウズベキスタン) 7 5.5 マイケル・アダムス(イギリス) 8 4.5 ユディット・ポルガー(ハンガリー)
1993年、ガルリ・カスパロフは世界選手権の開催方法を巡り、FIDEと対立、以降独自に世界選手権を開催した。この系列の世界チャンピオンは、カスパロフが当初設立したPCAの名称を用いて“PCA世界チャンピオン”と称されることもある。しかしながらこの団体は数年で消滅したため、全ての世界選手権を主催していたわけではない。ここでは“クラシカル世界チャンピオン”(伝統的な挑戦者制度に基づく世界チャンピオン、の意)としておく。
2006年、FIDE公式チャンピオンのトパロフと、クラシカル世界チャンピオンのクラムニクの間で、チャンピオン統一のための特別マッチが開催され、クラムニクが初代統一チャンピオンとなったが、2008年に開催された通常の世界選手権マッチでアナンドに敗れた。