チャオトム(ベトナム語:Chạo tôm / 鮉𩵽)は、ベトナム中部のフエが発祥の伝統的なベトナム料理である。エビをニンニク、エシャロット、砂糖、茹でた豚の脂身、煎った米粉、ヌクマム、黒コショウと合わせてすり身にし[1]、細く切ったサトウキビを軸にして塗りつけ焼いたものである。結婚式や祝日等の特別なパーティーの席でしばしば食べられる。
茹でて冷ましたビーフンにモヤシ、ニンジン、レタス、ミント、砕いたラッカセイ、肉類を盛り付けた冷やし麺料理、ブン(ベトナム語:Bún)にチャオトムをのせると、ブン・チャオトム(ベトナム語:Bún chạo tôm)と呼ばれる。
- ^ Routhier, Nicole (1989). The Foods of Vietnam. New York: Stewart, Tabori and Chang. pp. 76-7. ISBN 1556700954
- Claiborne, Craig (December 5, 1974), “The Special Delights of Vietnamese Cooking: Fats Used Minimally”, New York Times, http://select.nytimes.com/gst/abstract.html?res=F70610FC3C5B147B93C7A91789D95F408785F9 .
- Raichlen, Stephen (August 2, 2000), “Turning Grilled Flavors Inside Out”, New York Times, https://www.nytimes.com/2000/08/02/dining/turning-grilled-flavors-inside-out.html
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