チャールズ・レイ・ダウニング(1877年 - 1956年)は、アメリカ合衆国のランドスケープアーキテクト。都市計画にも広く従事。ニューヨーク州ニューバーグ生まれ。
日本での影響として、都市計画公園の関連で1916年、片岡安の「現代都市之研究」の中で、アメリカでの公園系統の紹介とともに1914年にニューヨーク市長会議でダウニングによって提示され定められた公園計画標準、人工10万人都市で公園緑地を人口一人当たり60.7平方メートル、都市面積比で12.5パーセント必要という基準を紹介している。これは1933年に内務省が計画標準を定めるまで、この数値が準用されていた。
第一次世界大戦にかかる1917年から1919年の作品では、アルバニー改善のための計画(米国住宅公社用プランナーとして。ニューヨーク、1924年) に携わり、 マリンパークデザイン(ブルックリン区) のほか、 ニューヨーク州ではトロイ、スケネクタディ、ニューヨークなどで、都市計画に従事し、この他にワシントンD.C.の都市デザイン当初計画(全米科学アカデミーからの依頼)、ストラットフォードの公園もデザインを行っている。
彼のプロジェクトは他にもエリーとバトラー(ペンシルバニア州)で米国住宅公社のまちづくりを含め、ワシントンD.C.、マサチューセッツ州、コネチカット州ストラトで学校キャンパスなども関わり、住宅開発ではニューヨーク市の住宅、ニューヨーク州、マサチューセッツ州、ロードアイランド州、コネチカット州、ニュージャージー州と広範囲に渡る。