チュニスのアレグザンダー伯爵 Earl Alexander of Tunis | |
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創設時期 | 1952年3月14日 |
創設者 | エリザベス2世 |
貴族 | 連合王国貴族 |
初代 | 初代伯ハロルド・アレグザンダー |
現所有者 | 2代伯シェーン・アレグザンダー |
推定相続人 | ブライアン・アレグザンダー閣下 |
相続資格 | 初代伯の男系男子の嫡出子 |
付随称号 | チュニスのアレグザンダー子爵 リドー男爵 |
モットー | どこにいようと心は常にそばに (Mare, Per Terras, Per Astra) |
チュニスのアレグザンダー伯爵(英語: Earl Alexander of Tunis)は、イギリスの伯爵位。連合王国貴族。初代チュニスのアレグザンダー子爵ハロルド・アレグザンダーが1952年に叙されたのに始まる。
伯爵家を興したハロルド・アレグザンダー(1891–1969)は、陸軍軍人となり、第二次世界大戦でイギリス軍や連合軍の指揮を執り、その戦功で1946年3月1日に連合王国貴族爵位「ドニゴール県エリガルにおけるチュニスのアレグザンダー子爵(Viscount Alexander of Tunis, of Errigal in the County of Donegal)」に叙された。さらに1952年3月14日に「チュニスのアレグザンダー伯爵」と「オタワ及びティロン県におけるダーグ城のリドー男爵(Baron Rideau, of Ottawa and of Castle Derg in the County of Tyrone)」に叙された[1][2]。ハロルドはアイルランド貴族の第4代カリドン伯爵ジェイムズ・アレグザンダーの三男にあたる[3]。
初代伯の死後、その長男であるシェーン(1935-)が第2代アレグザンダー伯爵位を継承した[4]。2015年現在も彼が当主であるが、シェーンには女子しかないため[5]、その弟のブライアン(1939-)が推定相続人である。ブライアンには子供がなく[6]、彼以外に相続資格者はいないため、遠くない将来の廃絶の危険が高い爵位である。
現当主の第2代チュニスのアレグザンダー伯爵シェーン・アレグザンダーは、以下の爵位を有する[3]。