元々「双蹄」などの意味で使われていた朝鮮語が転じたものであり[3]、「豚足」を語源とするのは誤りである[注 3]。
国立国語院標準国語大辞典には「日本人が足の親指と残りの指を分ける下駄を履くことから来た言葉」とある。 慶尚北道方言では口蓋裂[4]、江原道方言ではヒトデを意味する[5]。 1880年にパリ外国宣教会が横浜で出版した韓仏辞典『Dictionnaire coréen-français』に「ᄶᅩᆨ발. Pied à corne divisée en deux.」との記載がある。同じく横浜で出版されたカナダ人宣教師ジェームス・ゲイル(英語版)著の韓英辞典『Korean English dictionary』(1897年)にも「ᄶᅩᆨ발이 A cloven foot.」とあることから、日韓併合条約以前からチョッパリという単語が存在していたことが確認できる。
^義烈団の依頼で申采浩が起草した『朝鮮革命宣言』(1923年)に日本人の意味で用いられている。 (朝鮮語) 조선혁명선언, ウィキソースより閲覧, "일본 이민의 수입이 해마다 높은 비율로 증가하여 딸각발이 등쌀에 우리 민족은 발 디딜 땅이 없어(日本移民の輸入が毎年高い割合で増加し、タルカッパリに煩わされ、わが民族は足を踏む地もなく)"
元来は李氏朝鮮時代の南村(現在の明洞)に住む儒者たちの俗称。(貧しさゆえに、晴天の日でも雨具である木靴を履いて、タッカタッカと音を立てる様子から付けられた。国語学者の李熙昇(イ・ヒスン)が随筆『딸깍발이』(随筆集『벙어리 냉가슴』1956年刊に収録 )で再定義し、教科書にも掲載され広く普及したことにより、近年では清貧な人物の意味で用いられることが多い)