ツアランギサウルス

ツアランギサウルス
生息年代: 後期白亜紀 72–68 Ma
復元図
分類
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
上目 : 鰭竜類 Sauropterygia
: 首長竜目 Plesiosauria
: エラスモサウルス科 Elasmosauridae
: ツアランギサウルス属 Tuarangisaurus
Wiffen, Wiffen & Moisley, 1986
: T. keyesi
学名
Tuarangisaurus keyesi
Wiffen, Wiffen & Moisley, 1986
和名
ツアランギサウルス

ツアランギサウルスTuarangisaurus)は、ニュージーランドで化石が発見されたエラスモサウルス科首長竜類である[1]白亜紀後期のカンパニアン期に生息していた。トゥアランギサウルスとも呼ばれる。

推定全長は8メートルであり[2]、ほぼ完全な頭蓋骨下顎骨頸椎が知られている[2]。当時はより大型のエラスモサウルス類であるマウイサウルスが同じ地域に生息しており[1]、棲み分けていた可能性がある。そのため一部の首長竜類は出産や子育てを河川で行っていたと推測され[3]、ツアランギサウルスに関してもそのような可能性があったことが『太古の地球から よみがえる恐竜たち』で描写されている。

学名の意は「古代のトカゲ」[1]

脚注

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  1. ^ a b c Tuarangisaurus”. www.prehistoric-wildlife.com. 2024年11月5日閲覧。
  2. ^ a b Tuarangisaurus”. PaleoCodex. 2024年11月5日閲覧。
  3. ^ 土屋健 著、ツク之助 絵、伊東隆臣 飼育監修、古生物水族館研究者チーム 生物監修『古生物水族館のつくり方 プロが真面目に飼育施設を考えてみた』技術評論社〈生物ミステリー〉、2024年1月5日、124-129頁。ISBN 978-4-297-13969-8 

関連項目

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外部リンク

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