ツルギエチオピア

ツルギエチオピア
Taractes rubescens
分類
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 条鰭綱 Actinopterygii
: スズキ目 Perciformes
: シマガツオ科 Bramidae
: マンザイウオ属 Taractes
: ツルギエチオピア T. rubescens
学名
Taractes rubescens
(Jordan & Evermann, 1887)[1]
英名
Keeltail Pomfret

ツルギエチオピア(学名:Taractes rubescens)は、シマガツオ科に属する魚類の一種。

分布

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駿河湾沖縄島太平洋及び大西洋熱帯海域に分布する。

特徴

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体長80cm。体色は光沢のある鈍銀。眼の後上方に鱗のない部分がある。

シマガツオヒレジロマンザイウオに似ているが腹びれの位置、大きさが異なる。本種の腹びれは大きく、その前方は平坦で左右に広い。

また尾びれの付け根に白い強力な棘が尾部背面に3-4個ある。

利用

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市場では混称しシマガツオと同様、エチオピアと呼ばれる。 マグロ延縄漁で漁獲され、主に魚肉練り製品の材料とされている。

参考文献

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  1. ^ "Taractes rubescens (Jordan & Evermann, 1887)". World Register of Marine Species. 2022年12月25日閲覧
  • 阿部宗明『原色魚類検索図鑑』北隆館、改訂13版発行 1989-3-31。ISBN 4-8326-0029-X 
  • 大高利夫『魚類リファレンス辞典』日外アソシエーツ株式会社、2004年12月27日。ISBN 4-8169-1879-5 

関連項目

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