ティーガー (防護巡洋艦)


将官用ヨットLacromaとなった後のティーガー
艦歴
発注 ポーラ工廠
起工 1886年10月5日
進水 1887年6月28日
就役 1888年3月1日
退役
その後 1920年賠償艦としてイギリスに引き渡し後、1921年に解体
除籍 1920年
前級 アウローラ級
次級 パンター級
性能諸元
排水量 常備:1,657トン
満載:1,730トン
全長 76.02m
水線長 74.16m
全幅 10.5m
吃水 4.3m
機関 形式不明石炭専焼円缶4基
+3段膨張4気筒レシプロ機関2基2軸推進
最大出力 6,222hp
最大速力 19.25ノット
航続距離
燃料 石炭:量は不明
乗員 士官:13名
水兵:175名
兵装 スコダ 12cm(35口径)単装砲4基
スコダ 4.7cm(44口径)単装速射砲6基
オチキス 4.7cm(23口径)単装機砲4基
35cm単装魚雷発射管4基
装甲 甲板:50mm
主砲防盾:-mm(最厚部)
司令塔:40mm(最厚部)

ティーガーSMS Tiger)は、オーストリア=ハンガリー帝国海軍防護巡洋艦である。同型艦はない。同国海軍では公式には水雷巡洋艦 (Torpedokreuzer)に類別された。

概要

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本級は、アドリア海を挟んで対峙するイタリア海軍に対抗して建造された防護巡洋艦である。

艦形

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本級の船体は平甲板型船体を採用していた。主砲の12cm(35口径)単装砲は、艦側面部の片舷各2か所の張り出し部に各1基ずつ計4基を搭載した。

艦中央部寄りに、艦橋、単脚型の前後マスト、2本の煙突が配置された。

艦歴

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1918年に将官用ヨットへ艦種を変更し、武装を4.7cm単装機砲6基とする。艦名も「Lacroma」と改称。1921年12月にイタリアで解体処分。

参考図書

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  • 『Conway All The World's Fightingships 1860-1905』(Conway)
  • 『Conway All The World's Fightingships 1906–1921』(Conway)
  • 世界の艦船 第718号 近代巡洋艦史』(海人社

関連項目

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外部リンク

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  • 'Tiger' (1886)本艦のスペックと艦形図があるページ。(英語)
  • Tiger/Lacroma本艦のスペックと写真があるページ。