テリー・グールド

テリー・グールド (Terry Gould) は、カナダノンフィクション作家調査報道ジャーナリスト

生い立ち

[編集]

グールドは、アメリカ合衆国ニューヨークブルックリン区に生まれた[1][2]。祖父は、ニューヨークのユダヤ人ギャングの一員だったという[3]

経歴

[編集]

グールドは、組織犯罪社会問題について数冊の本やいくつもの記事を書いている。また、様々な団体から受け取った賞や栄誉は48件にものぼり、その中にはカナダ記者協会英語版[4]表現の自由を求めるカナダ記者団英語版[5]カナダ・ナショナル雑誌賞英語版などが含まれている。2015年4月には、著書『Worth Dying For』に、カナダないしカナダ人について、あるいは、世界におけるカナダの地位について著された最も優れたノンフィクションの書籍に与えられるJ・W・ダフォー書籍賞 (J. W. Dafoe Book Prize) が与えられることが発表された[6]

おもな著書

[編集]
  • The Lifestyle: A Look at the Erotic Rites of Swingers (1999):
  • Paper Fan: The Hunt for Triad Gangster Steven Wong (2004) :
    • アジア系マフィアの大物スティーヴン・ウォング (Steven Wong) の世界に光を当てたもの,
  • Murder Without Borders: Dying for the Story in the World's Dangerous Places (2009) (called "Marked for Death" in the USA):
    • 命がけで取材し、結局命を落としたジャーナリストたちの動機を描いた評伝集
  • Worth Dying For: Canada's Mission to Train Police in the World's Failing States (2014)

脚注

[編集]
  1. ^ CounterPoint Press - Terry Gould”. 2018年7月29日閲覧。
  2. ^ Penguin Random House - Terry Gould”. 2018年7月29日閲覧。
  3. ^ Wilson, David (2004年8月28日). “The hunted”. SCMP 
  4. ^ Canadian Association of Journalists | Congratulations to the CAJ Awards finalists - Revised version”. Newswire.ca. 2012年9月1日閲覧。
  5. ^ Terry Gould's Personal Website”. 2019年8月13日閲覧。
  6. ^ The Canadian Press (2015年4月16日). “Terry Gould wins J.W. Dafoe Book Prize for book on little-known police unit”. CityNews. 2019年8月13日閲覧。