デガニア(ヘブライ語: דגניה; Degania)は、イスラエル内の入植村である。
デガーニーヤー(ヘブライ語: דְּגָנִיָּה dəghānīyāh)は矢車菊のこと。デガーニーム(ヘブライ語: דְּגָנִים)はダーガーン(ヘブライ語: דָּגָן) 「穀物」の複数形。
1909年にシオニズム運動の一環として、パレスチナ開拓会社が購入・借入した土地に、ユダヤ人労働者の中から移住者を募る形でガリラヤ湖南岸、ヨルダン川のほとりに建設された。 この村の創設時の形態が、現代のキブツの原型となった。 1909年には、7人の労働者が入植したが一年契約であったので、翌年四散、1910年に新たに契約をした12人の労働者が移住して永住することで、村が確立した。
1920年に、土地、財産、成員を二分して分村した。 それ以来、最初のデガニアの位置にあったものをデガニア・アレフ(ヘブライ語: 'דגניה א)、新たに分村した方をデガニア・ベート(ヘブライ語: 'דגניה ב)と呼ぶようになった。
座標: 北緯32度42分29.1秒 東経35度34分29.6秒 / 北緯32.708083度 東経35.574889度