トッド・ブラックアダー(Todd Julian Blackadder, 1971年9月20日 - )は、ニュージーランド南島ランギオラ出身のラグビー指導者、元ラグビーニュージーランド代表キャプテン。2024年現在は東芝ブレイブルーパス東京のヘッドコーチを務めている。 息子に同じくラグビーニュージーランド代表のイーサン・ブラックアダーがいる。
1996年にNPC(現在のエアーニュージーランドカップ)カンタベリーに所属(2001年まで)、同年よりスーパー14クルセイダーズに所属(2001年まで)。現役時代はナンバーエイト、フランカー、ロックとして活躍した。1997年から2001年までクルセイダーズ正キャプテンを務め、3度のスーパーラグビー優勝を果たす。クルセイダーズでは71試合、カンタベリーでは128試合に出場した。
1995年に、ラグビーニュージーランド代表へ初選出され、同年10月25日に開催された対イタリア戦(カターニア)でデビューした。2000年までニュージーランド代表に選出され12キャップ(そのうち10試合はキャプテン)。
2001年11月よりスコットランドケルティックリーグに参戦するエディンバラへ移籍し2004年に引退を表明するまでエディンバラで75試合に出場した。この間、2003年から2004年までラグビースコットランド代表アシスタントコーチ、2005年から2006年までエディンバラヘッドコーチを歴任。
2006年にニュージーランドへ戻りクルセイダーズの技術指導コーチに就任する。2007年はNPCに参戦するタズマンのラグビーディレクター 兼 ヘッドコーチに就任した。
2008年シーズンでクルセイダーズヘッドコーチの引退を表明していたロビー・ディーンズの後任として、同年7月23日にクルセイダーズヘッドコーチに就任した。
2016年シーズを持ちクルセイダーズを離れ、2018年 - 2019年シーズンまでプレミアシップ・バース・ラグビーヘッドコーチ。
2019年6月に、東芝ブレイブルーパスヘッドコーチに就任(契約期間は2年間)。