トムカーガイ | |
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種類 | スープ |
発祥地 | タイ王国、ラオス |
提供時温度 | ホット |
主な材料 | ココナッツミルク、ガランガル、レモングラス、コブミカンの葉、キノコ、鶏肉 |
Cookbook ウィキメディア・コモンズ |
トムカーガイまたはトムカーカイ(タイ語: ต้มข่าไก่、発音 [tôm kʰàː kàj]; Lao: ຕົ້ມຂ່າໄກ່、発音 [tôm.kʰāː.kāj]、チキン・ガランガル・スープの意)はタイとラオスのスープ。スパイスと酸味の効いたココナッツミルクのスープである。
タイのトムカーガイでは通常ココナッツミルク、ナンプラー、エシャロット、鶏肉、ガランガル、バイマックルート(コブミカンの葉)、レモングラス、プリッキーヌ、パクチー(あるいはイノンド)、フクロタケ(あるいはシイタケなど)、マナオ果汁が用いられる。仕上げに揚げたトウガラシが加えられることもある。
タイのトムカーガイでは通常パクチーが使われ、イノンドを使うことは一般的ではないが、一方のラオスではイノンドが使われる。イノンドはラオス料理で一般的なハーブで、タイではこれをパクチー・ラオと呼ぶ。
シーフードを用いたトムカータレ(タイ語: ต้มข่าทะเล)、キノコがメインのトムカーヘット(タイ語: ต้มข่าเห็ด)、豚肉のトムカーム(タイ語: ต้มข่าหมู)、豆腐をつかったトムカータオフ(タイ語: ต้มข่าเต้าหู้)などのバリエーションがある[1]。