トラッキン

「トラッキン」
グレイトフル・デッドシングル
初出アルバム『American Beauty
B面 さざ波
リリース
規格 7インチ・シングル
録音 サンフランシスコ、ウォーリー・ハイダー・スタジオ(1970年8月-9月)
ジャンル カントリーロックブルースロック
時間
レーベル ワーナー・ブラザース・レコード
作詞・作曲 ロバート・ハンター(作詞)
ジェリー・ガルシアフィル・レッシュ、ボブ・ウィアー(作曲)
プロデュース グレイトフル・デッド、スティーヴ・バーンカード
チャート最高順位
グレイトフル・デッド シングル 年表
Uncle John's Band
(1970年)
トラッキン
(1971年)
ジョニー・B.グッド
(1972年)
ミュージックビデオ
「Truckin'」 - YouTube
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トラッキン」(Truckin' )は、グレイトフル・デッド1970年に発表した楽曲。1971年にシングルカットされた。

概要

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ツアーの宿泊先の出来事やドラッグの常用をテーマにロバート・ハンターが詞を書いた。1970年1月31日にニューオリンズバーボン・ストリートでバンドのメンバーほか19名が麻薬の所持容疑により逮捕、起訴された。実際にあったこの事件も歌詞に織り込まれている。作曲はジェリー・ガルシアフィル・レッシュ、ボブ・ウィアーの3人。リード・ボーカルはボブ・ウィアーがとった。1970年8月から9月にかけてサンフランシスコのウォーリー・ハイダー・スタジオで録音された。

1970年11月1日発売のアルバム『American Beauty』に収録され、翌1971年1月20日にシングルカットされた[1]。シングルバージョンは基本的にアルバムのバージョンを元にしているものの、多くの相違点がある。長さがシングル用に3分13秒に縮められている点、ガルシアのリード・ギターのパートがところどころ異なる点、ウィアーのリード・ボーカルに電気的処理が施されている点などである。シングルのB面はガルシアがリード・ボーカルをとる「さざ波(Ripple)」。

シングル・バージョンは1971年12月25日付のビルボード・Hot 100で64位を記録した[2]

2001年のアルバムの再発盤にシングル・バージョンとライブ・バージョン(1970年12月26日、カリフォルニア州エルモンテ)が収録されている。

1972年のライブ・アルバム『Europe '72』に収められたライブ・バージョンは13分8秒あり、後半のジャム・セッションはそのまま次の曲「Epilogue」になだれ込む。

1977年に発売されたコンピレーション・アルバム『What a Long Strange Trip It's Been』のタイトルは、リフレインされる歌詞「この間ふと思った/よくもまあこんな長く奇妙な旅を続けてきたものだと」(Lately it occurs to me / What a long strange trip it's been)からとられた。

演奏者

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  • ボブ・ウィアー - リズム・ギター、リード・ボーカル
  • ジェリー・ガルシア - リード・ギター、バッキング・ボーカル
  • フィル・レッシュ - ベース、バッキング・ボーカル
  • ビル・クルーツマン - ドラムズ
  • ミッキー・ハート - ドラムズ
  • ハワード・ウェールズ - オルガン[3]

脚注

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