トリナクロメルム

トリナクロメルム
生息年代: early cretaceous
T. kirkiのキャスト
分類
ドメイン : 真核生物 Eukaryota
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 爬虫綱 Reptilia
: 首長竜目 Plesiosauria
亜目 : プレシオサウルス亜目 Plesiosauroidea
: ポリコティルス科 polycotilidae
: トリナクロメルム属 Trinacromerum
学名
Trinacromerum
Cragin, 1888
  • T. bentonianum Cragin, 1888 (模式種)
  • T. kirki Russell, 1935

トリナクロメルム Trinacromerumカンザスマニトバで化石が発見された白亜紀後期の鰭竜類首長竜の属の一つ。2種が知られている[1]

説明

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ヒトとのサイズ比較

トリナクロメルムの全長は3mだった。歯からすると小型の魚類を捕食していたらしい[1]

トリナクロメルムの長い鰭は水中を速いスピードで泳げたことを示唆している[1]。リチャード・エリスはこの身体的特徴をリチャード・エリスは翼が4枚あるペンギンと比喩した[2]。学名は「3つのとがった太腿」を意味する。

分類

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マニトバのTrinacromerum kirkiのキャスト
カンザスのTrinacromerum bentonianum

以下はケッチャムとベンソンによる2011年のクラドグラム[3]

プレシオサウルス亜目 

クリプトクリドゥス科

 レプトクレイドゥス上科 

レプトクレイドゥス科

 ポリコティルス科 

エドガロサウルス

プレシオプレウロドン

QM F18041

エオポリコティルス

ポリコティルス

ティリルア

トリナクロメルム

マネメルグス

ドリコリンコプス・ヘルスケレンシス

ドリコリンコプス

パルムラサウルス

出典

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  1. ^ a b c Ellis, Richard (2003). Sea Dragons: Predators of the Prehistoric Oceans. University Press of Kansas. p. 189. ISBN 0-7006-1269-6 
  2. ^ Ellis, 190
  3. ^ Hilary F. Ketchum and Roger B. J. Benson (2011). “A new pliosaurid (Sauropterygia, Plesiosauria) from the Oxford Clay Formation (Middle Jurassic, Callovian) of England: evidence for a gracile, longirostrine grade of Early-Middle Jurassic pliosaurids”. Special Papers in Palaeontology 86: 109–129. doi:10.1111/j.1475-4983.2011.01083.x.