テクノポリスで展示されたトロナドール II ロケットの実物大模型 | |
機能 | 軌道打上げ機 |
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製造 | CONAE |
開発国 | アルゼンチン |
大きさ | |
全高 | 33 m (108 ft) |
直径 | 2.5–1.5 m |
質量 | 64000 kg (推進剤を含む) |
段数 | 3 |
積載量 | |
LEOへのペイロード | 200–400 kg (極軌道) |
打ち上げ実績 | |
状態 | 開発中 |
射場 | プエルト・ベルグラノ海軍基地 |
初打ち上げ | 2014年 |
第1段 | |
1段目名称 | |
1段目全長 | |
1段目直径 | |
エンジン | 3 |
推力 | 3 × 30000 kg |
燃焼時間 | |
燃料 | LOX/RP-1 |
第2段 | |
2段目名称 | |
2段目全長 | |
2段目直径 | |
エンジン | 1 |
推力 | 30000 kg |
燃焼時間 | |
燃料 | モノメチルヒドラジン(MMH)/N2O4 |
第3段 - T4000 | |
3段目名称 | T4000 |
3段目全長 | |
3段目直径 | |
エンジン | 1 |
推力 | 4000 kg |
燃焼時間 | |
燃料 | モノメチルヒドラジン(MMH)/N2O4 |
トロナドール (Thunderer) は、アルゼンチンのトロナドールIとトロナドールII打上げ機を含み、ISCULと称する液体推進剤式使い捨て型ロケットを開発する為の一連の観測ロケットである。[1] (Inyector Satelital de Cargas Utiles Ligeras, Light Payloads Satellite Injector).
トロナドールIは無誘導式液体燃料ロケット[2]で弾道試験飛行に使用される。開発は誘導装置を備え、低軌道に到達可能なトロナドールIIに必要な技術を試験するための大型のVex試験ロケットに先行して開発された。[2]
1機のトロナドールI (T1)は2007年6月6日にブエノスアイレス州の南東のバイアブランカ近郊のプエルト・ベルグラノ海軍基地から打ち上げに成功した。[3][4][5] これはこの計画の技術実証機の初打ち上げだった。
1機のトロナドール Ib (T2)は2008年8月5日にプエルト・ベルグラノ海軍基地から打ち上げに成功した。[3] [4] これはこの計画で2機目の技術実証機の打ち上げだった。
これはCONAE (Comision Nacional de Actividades Espaciales)とAEB (Agencia Espacial Brasileira)間の最初の共同試験打ち上げでだった。; 2007年12月に打ち上げは成功した。(Angicos作戦).[要出典]ペイロードはCONAEによって製造されたIMU (慣性計測装置、光ファイバジャイロスコープ)、GPS 受信機 (誘導用)、全てを統括する搭載コンピュータとガス推進器による姿勢制御装置のように計画において補助装置の有効性を確認する為の複数の試験装置を輸送した。ペイロードユニットはAEBで製造されたVS-30固体推進剤ロケットで打ち上げられ弾道飛行の完了後、パラシュートで海に着水して回収された。
T4000 (トロナドールT4000 先行ロケット)試験ロケットはトロナドールIIの第3段の原型として計画に関連するロケットである。[3] (“推力偏向制御”- TVS)姿勢制御システムを備える[6] 2011年の最初の打ち上げは失敗した。[7]
現在の構想ではトロナドール IIに搭載する前に"Vex"と称する分割された複数の試作付属機器の飛行が予定される。:[6][9][10][11][12][13]
発射台とロケットの間のインターフェースが原因で失敗した事が見つかり、機体を地上から2mの高さに持ち上げる事で予防した。エンジン制御機構は燃料弁を閉じて爆発を予防しロケットは発射台に落ちる。
完全なトロナドールII 派生型は2015年にプエルト・ベルグラノ海軍基地から打ち上げが期待される。[13][14]
計画されたトロナドール IIロケットの暫定的な仕様:[19]