ドボワチン D.21(Dewoitine D.21)は1920年代のフランスのパラソル翼、固定脚の戦闘機である。
1920年に設立されたドボワチンは、1920年代はフランス空軍から注文を受けることができず、輸出用の航空機の製造を行っていた。ドボワチン D.21はパラソル翼のドボワチン D.12から、開発され1925年に初飛行した。スイスの連邦製造工廠(Eidgenoessische Konstruktionswerkstaette:EKW)、チェコスロバキアのシュコダ、アルゼンチンの Fábrica Militar de Avionesでライセンス生産された。シュコダの生産機はSkoda-Dewoitine D.1と呼ばれた。
アルゼンチンは7機のD.21を購入した後、58機のライセンス生産をした。トルコ空軍もD.21を購入し、チェコスロバキア空軍も25機を購入した。