ジャンル | アクションゲーム |
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対応機種 | ゲームボーイ |
開発元 | コナミ開発三部 |
発売元 | コナミ |
プログラマー |
山田善朗 前川正人 |
音楽 |
半沢紀雄 船内秀浩 福武茂 |
美術 |
中里伸也 木村幸一 |
シリーズ | 悪魔城ドラキュラシリーズ |
人数 | 1人 |
メディア | 512キロビットロムカセット[1] |
発売日 |
1989年10月27日 1989年12月15日 PAL 1990年9月28日 |
対象年齢 | CERO:A(全年齢対象) |
その他 |
型式: DMG-CVJ DMG-CV-USA DMG-CV-NOE |
『ドラキュラ伝説』(ドラキュラでんせつ、英題: Castlevania: The Adventure)は、コナミから1989年10月27日に発売されたゲームボーイ用ソフトのアクションゲーム。
悪魔城ドラキュラシリーズで初の携帯ゲーム機での作品。ゲームボーイ初期(本体発売と同年で半年後)に発売された、ゲームボーイでの1作目。ベルモンド家の先祖であるクリストファーを主人公に[2]、悪魔崇拝者ドラキュラの住む暗黒の城へ忍び込み、魔物達と戦い罠を突破しドラキュラ打倒を目指す。基本システムはファミコン版と同じサイドビュー(横視点)のステージクリア型ジャンプアクションであるが、サブウェポンがない代わりにムチがパワーアップするとファイヤーボールを撃てたり、ロープを上り下りしての移動といった本作での新たな特徴もある。
1997年9月25日に発売された『コナミGBコレクション VOL.1』に収録された。これはスーパーファミコンの周辺機器スーパーゲームボーイにも対応しており、画面に独自のピクチャーフレームがつく。なお、1999年発売のヨーロッパ版『KONAMI GB COLLECTION Vol.1』ではゲームボーイカラー対応となり、全面的にカラー化された。
2012年3月14日にはニンテンドー3DSのバーチャルコンソールで配信されている。
「悪魔城ドラキュラ」の項のシステムに関する説明も参照。
主人公のクリストファーを操作し、全部で4つのステージを順にクリアしていくアクションゲーム。基本的なシステムはシリーズ第1作のファミコンディスクシステム版『悪魔城ドラキュラ』を踏襲しているが、次のような違いが存在する。
敵キャラクターもドラキュラ伯爵を除き全て本作独自のもの(コウモリは登場するが、姿や行動パターンは異なる)で、シリーズ恒例の死神なども登場しない。背景グラフィックはゲームボーイの初期タイトルとしては書き込まれている。敵キャラや仕掛けも個性的な特徴を持つものが多い。
プレイヤーキャラの移動速度はかなり遅い。初期型ゲームボーイは画面を速くスクロールさせると背景の液晶が流れてぼやけて見にくくなってしまうため、このような仕様になったと思われる。ほとんどの敵の動きも同様に遅いが、中には速い飛び道具を放つ敵や、素早いボスもいる。また、プレイキャラのジャンプ力も低めに調整されている。ステージ自体の難易度も高めで、ギリギリで飛び移ることができる足場を渡っていく場所や、失敗すると即ミスになる場所・仕掛けが多く存在する。ファミコン版同様タイム制であり、時間内にステージクリアできないとミスとなる。
ループゲームでエンディング後、難易度が上昇した状態で再び一面から始まる。周回数を重ねるごとに敵の攻撃力が倍増していき、五周目以降はどんな敵の攻撃も一撃死となる。
プレイヤー残機制で最初は3人、得点が10000点になると1人増え、以降は2万点ごとに1人増える。0になってゲームオーバーになってもコンティニューは無限に可能だが、本作にはパスワードやセーブ機能はついていない。
舞台は中世ヨーロッパの小国トランシルバニア。
その地には魔人伝説があった。それは人々が恐れた吸血鬼ドラキュラの伝説。過去に何度も復活した強力な魔力を持つドラキュラであったがそのたび滅びていった。シモン・ベルモンドとの幾度もの決戦の数々により、世を暗黒に変えようという魔王ドラキュラの野望は打ち砕かれることになる。
ドラキュラとシモンとの初対決よりも昔、既にトランシルバニアにドラキュラは存在していた。これはドラキュラ伯爵がまだ魔王ではなく、悪魔を崇拝する邪悪な呪術者であった頃の話。トランシルバニアの片田舎に狂的な悪魔崇拝者ドラキュラ伯爵が築いた暗黒の城で、夜ごと悪魔の儀式が行われていた。不死の命と魔力を持つ魔王になりたいと目論み、悪魔の儀式で異界から魔物達を召喚し、日ごと魔力が強まり凶悪さを増していくドラキュラ伯爵。人々が怯え恐怖する中、後にベルモンド一族の祖先となる男・クリストファーがドラキュラ退治に立った。魔物と罠の巣窟の暗黒の城へと、クリストファーは魔王と化したドラキュラ伯爵との戦いに乗り込んだのであった。
BGMはステレオになっており、特にベース音は左右に振れる。
本作のサウンドトラックCD『悪魔城ドラキュラ ベスト2』のライナーノーツによると、作曲者の半沢にとって本作はコナミ入社後初担当作品で、どの曲も思い入れがあり、基本的には趣味のソウルミュージックが少々ミックスされているという。また、これまでの悪魔城ドラキュラのオリジナリティーを生かしつつ、よりポップに仕上げたという。
使用場面 | BGM |
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ゲームスタート | Start BGM |
1面 | Battle of the Holly |
2面 | Darkness |
3面 | Death Fair |
4面 | Revenge |
ボス戦(1 - 3面) | Kill! Kill! Kill! |
最終ボス前半 | Gate to Hell |
最終ボス | Evil Devil |
エンディングデモ | Theme from "The Legend of Dracura" |
エンディングデモ後 | Reprise |
ステージクリア | Stage Clear |
ゲームオーバー | Game Over |
No. | タイトル | 発売日 | 対応機種 | 開発元 | 発売元 | メディア | 形式 | 備考 |
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1 | コナミGBコレクション VOL.1 | 1997年9月25日 2000年 |
ゲームボーイ | KCEジャパン トーセ |
KDE | ロムカセット | DMG-AJIJ-JPN DMG-AF5P-EUR |
日本版はスーパーゲームボーイ対応、欧州版はゲームボーイカラー対応 |
2 | ドラキュラ伝説 PAL Castlevania: The Adventure Castlevania: The Adventure |
2012年3月14日 PAL 2012年7月5日 2012年10月25日 |
ニンテンドー3DS | コナミ開発三部 | KDE | ダウンロード (バーチャルコンソール) |
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3 | 悪魔城ドラキュラ アニバーサリーコレクション |
2019年5月16日 2019年5月16日 2019年5月16日 |
Nintendo Switch PlayStation 4 Xbox One PC(Steam) |
M2 | KDE | ダウンロード | 収録ソフトの一つ アップデートにより英語版(Castlevania The Adventure)が追加 |
評価 | ||||||||||||||||
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項目 | キャラクタ | 音楽 | 操作性 | 熱中度 | お買得度 | オリジナリティ | 総合 |
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得点 | 3.90 | 3.97 | 3.33 | 3.84 | 3.74 | 3.49 | 22.27 |