2002年、人気のあったハズブロの玩具部門『トランスフォーマーズ』のライセンスを獲得した後に、イメージから離れたドリームウェーヴは独立出版社となった。クラシック・トランスフォーマーズ”ジェネレーション1”(Generation 1)のキャラクターをベースに、パット・リーのアートとクリス・サラッチーニによる脚本とを呼び物とした最初のミニシリーズがセールス・チャートにおいて販売期間中終始一貫して最も売れた本となり、その偉業に作家のサラッチーニさえ驚いた。「トップ10には入るかもと思ったが、まさかNo.1にまで登りつめるとは全く考えもしなかった。」[1] さらに続いたシリーズでは彼らのG1の物語は拡がりを見せ、当時展開中の『トランスフォーマーズ:アルマダ』(Transformers: Armada)に及ぶ新たなる世界を創り上げるまでに至っている。それまで正式な設定のなかったトランスフォーマーズの過去を詳しく解説するシリーズ『トランスフォーマーズ:ザ・ウォー・ウィズイン』(Transformers: The War Within)の制作のため、有名な脚本家サイモン・ファーマンが加わった。ドン・フィゲロアやグイド・グイディなど、ファン集団の中から多くのアート系メンバーがDWPに雇用され、彼らは趣味からコミックのプロの世界へと進むこととなった。
^McCarthy, Sean (2002年4月30日). “Transformers adapt to top today's charts”. Daily Nebraskan
^Stump, Greg (July 2005). “Transformers Line Picked Up by IDW, Though Creators Still Have Reason to Gripe”. The Comics Journal (269): 53. ISSN0194-7869.