『ナウ・アンド・ゼン』 | ||||
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ロバート・プラント の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
録音 | ロンドン Swanyard Studios、Marcus Studios | |||
ジャンル | ロック | |||
時間 | ||||
レーベル | Es Paranza | |||
プロデュース | ティム・パーマー、ロバート・プラント、フィル・ジョンストン | |||
専門評論家によるレビュー | ||||
チャート最高順位 | ||||
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ロバート・プラント アルバム 年表 | ||||
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『ナウ・アンド・ゼン』収録のシングル | ||||
『ナウ・アンド・ゼン』(Now and Zen)は、イギリスのロック・ボーカリスト、ロバート・プラントが1988年に発表したソロ名義では4作目のスタジオ・アルバム。LPは9曲入りだが[10]、同時に発売されたCDには「パラダイス」が追加されて10曲入りとなった。
「ヘヴン・ノウズ」は、フィル・ジョンストンが参加していた「レスト・イズ・ヒストリー」というユニットによってデモテープが作られていた曲で、それを聴いたプラントは、レッド・ツェッペリン時代に対する否定的な考え方を捨てたという[11]。そして、プラントはジョンストンを自分のバンドに迎え入れ、多くの曲を共作した。プラントは『ローリング・ストーン』誌のインタビューにおいて「この男(ジョンストン)はツェッペリンのファンで、俺は思いがけず、自分もそうだったことを思い出した」と語っている[11]。また、レッド・ツェッペリン時代の盟友ジミー・ペイジが「ヘヴン・ノウズ」と「トール・クール・ワン」の2曲でギター・ソロを弾いた[12]。
「トール・クール・ワン」では、レッド・ツェッペリンの楽曲「ブラック・ドッグ」「幻惑されて」「胸いっぱいの愛を」「カスタード・パイ」「オーシャン」がサンプリングされている[13]。
プラントの母国イギリスでは、先行シングルとして発表された「ヘヴン・ノウズ」が全英シングルチャートで33位に達し[14]、本作は全英アルバムチャートで10位に達して、プラントの個人名義のアルバムとしては5年振りのトップ10入りを果たした[4]。
アメリカではBillboard 200で6位に達し[2]、1988年5月にはRIAAによってプラチナ・ディスクに認定され、2001年9月にはトリプル・プラチナに達している[15]。本作からのシングルは、Billboard Hot 100では「トール・クール・ワン」が25位、「シップ・オブ・フールズ」が84位に達し、ビルボードのメインストリーム・ロック・チャートでは「ヘヴン・ノウズ」と「トール・クール・ワン」が1位、「シップ・オブ・フールズ」が3位に達した[2]。
2007年にライノ・エンタテインメントから発売されたリマスターCDには、1990年11月1日のロサンゼルス公演と1993年12月20日のアムステルダム公演で録音された未発表ライヴ音源がボーナス・トラックとして追加された[16]。これらの音源では、フィル・スクラッグの後任としてプラントのバンドに加入したチャーリー・ジョーンズがベースを弾いている。
特記なき楽曲はロバート・プラントとフィル・ジョンストンの共作。