ニゴイ属 (Hemibarbus) は、コイ科カマツカ亜科に属する淡水魚の属の一つ。東アジアに分布する。
- ニゴイ Hemibarbus barbus (Temminck et Schlegel, 1846)
- 日本固有種。流れの穏やかな水域に生息している。
- ズナガニゴイ Hemibarbus longirostris (Regan, 1908)
- 原始的なニゴイ属の一種。中国、朝鮮半島、日本に分布[2]。
- コウライニゴイ Hemibarbus labeo (Pallas, 1776)
- 西日本 /ロシア、中国~ベトナム北部、朝鮮半島、台湾に分布[3]。
- ウスクチニゴイ Hemibarbus maculatus Bleeker, 1871
- 中国、朝鮮半島に分布[4]。
- Hemibarbus brevipennus P. Q. Yue, 1995
- 中国固有種。
- Hemibarbus macracanthus Y. L. Lu, P. Q. Luo & Yi-Yu Chen, 1977
- 中国固有種。
- Hemibarbus medius P. Q. Yue, 1995
- 中国南部に生息する固有種。
- ヤガタニゴイ Hemibarbus mylodon (L. S. Berg, 1907)
- 韓国固有種で、絶滅危惧種に指定されている。
- Hemibarbus qianjiangensis T. Yu, 1990
- 中国浙江省固有種。
- Hemibarbus songloensis V. H. Nguyễn, 2001
- ベトナム固有種。
- Hemibarbus thacmoensis V. H. Nguyễn, 2001
- ベトナム固有種。
- Hemibarbus umbrifer (S. Y. Lin, 1931)
- 中国に分布。