『ニュー・グラス』 | ||||
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アルバート・アイラー の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
録音 | 1968年9月5日(#2, #4, #5, #6, #7)、9月6日(#1, #3) ニューヨーク[1] | |||
ジャンル | フリー・ジャズ、ソウル・ジャズ | |||
時間 | ||||
レーベル | インパルス!レコード | |||
プロデュース | ボブ・シール | |||
専門評論家によるレビュー | ||||
アルバート・アイラー アルバム 年表 | ||||
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『ニュー・グラス』(New Grass)は、アメリカ合衆国のジャズ・サクソフォーン奏者、アルバート・アイラーが1969年に発表したスタジオ・アルバム。
ファンク、ソウル、ロックのリズムを取り入れた作品で、過去にアイラーのグループでアップライトベースを弾いていたビル・フォルウェルは、本作ではエレクトリックベースに持ち替え、ホーン・セクションも導入された[3]。また、アイラーの妻メアリー・パークスと、R&B系のシンガーソングライター、ローズ・マリー・マッコイがボーカルで参加した[4]。「ニュー・ゴースツ」は、アイラーの代表曲「ゴースツ」の改作である[3]。
アル・キャンベルはオールミュージックにおいて5点満点中3.5点を付け「恐らくアイラー最大の問題作で、世界のファンからも批評家からも誤解されている、もっと言えば嫌われている」「アイラーのボーカルおよびテナーの演奏は、商業主義のラジオ局でのエアプレイを狙ってはいない」「アイラーは決して、R&Bや土臭いブルースの素人ではなく、1950年代にシカゴのブルースマン、リトル・ウォルターのバックでキャリアをスタートさせた」と評している[2]。
特記なき楽曲はアルバート・アイラー、メアリー・パークス、ローズ・マリー・マッコイの共作。
また、「ニュー・ゴースツ」にはタンバリン奏者(詳細は不明)も参加している[1]。