『ネクスト・ポジション・プリーズ』 | ||||
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チープ・トリック の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
ジャンル | ハードロック、パワー・ポップ | |||
時間 | ||||
レーベル | エピック・レコード | |||
プロデュース |
トッド・ラングレン チープ・トリック、イアン・テイラー(#6) | |||
専門評論家によるレビュー | ||||
チャート最高順位 | ||||
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チープ・トリック アルバム 年表 | ||||
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ミュージックビデオ | ||||
「I Can't Take It」 - YouTube |
『ネクスト・ポジション・プリーズ』(Next Position Please)は、チープ・トリックが1983年に発表した7作目のスタジオ・アルバム。
トッド・ラングレンがプロデューサーに起用され、ラングレンは自作曲「ヘヴンズ・フォーリング」も提供した。ただし、ザ・モーターズ(The Motors)のカヴァー「ダンシング・ザ・ナイト・アウェイ」は、バンド自身とイアン・テイラーが共同でプロデュースした[3]。
オリジナルLPは12曲入りだったが[3]、カセットでは「ユー・トーク・トゥー・マッチ」と「ドント・メイク・アワ・ラヴ・ア・クライム」の2曲が追加され[4]、CDも同様に14曲入りとなった。また、2006年3月にデジタル・ダウンロードでリリースされた本作のオーソライズド・ヴァージョンには、CDやカセットにも収録されていなかった「Twisted Heart」と「Don't Hit Me With Love」が追加された[5]。
セールス的には成功を収められず、アメリカのBillboard 200では61位に終わり、『天国の罠』(1978年)以来続いていたトップ50入りを逃す結果となった[1]。
音楽評論家のStephen Thomas Erlewineはオールミュージックにおいて、ラングレンのプロデュースについては「チープ・トリックにユートピアのレコードと間違われやすい作品を作らせた」「異様なほどユートピアの『悪夢の惑星』を思い起こさせるサウンド」と評し、リック・ニールセンの作った曲については「『天国の罠』以来最も優れた楽曲群」と評している[6]。
特記なき楽曲はリック・ニールセン作。LPには7.と14.は収録されていない。