ノドダレトゲオイグアナ | |||||||||||||||||||||||||||
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保全状況評価[1][2][3] | |||||||||||||||||||||||||||
ENDANGERED (IUCN Red List Ver.3.1 (2001)) ワシントン条約附属書II
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分類 | |||||||||||||||||||||||||||
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学名 | |||||||||||||||||||||||||||
Ctenosaura palearis Stejneger, 1899[4] | |||||||||||||||||||||||||||
和名 | |||||||||||||||||||||||||||
ノドダレトゲオイグアナ[5][6] | |||||||||||||||||||||||||||
英名 | |||||||||||||||||||||||||||
Guatemalan black iguana[3] Guatemalan spiny-tailed iguana[3] Motagua spiny-tailed iguana[3][4] | |||||||||||||||||||||||||||
ノドダレトゲオイグアナ(Ctenosaura palearis)は、爬虫綱有鱗目イグアナ科Ctenosaura属に分類されるトカゲ。
全長オス46.3センチメートル、メス36.4センチメートル[3]。最大全長57センチメートル[3]。
咽頭部に垂れ下がった袋状の皮膚(咽喉垂、デュラップ)が発達する[5][6]。背面に側扁した鬣状の鱗(クレスト)がある[6]。脛の部分には棘状鱗が並ぶ[5]。
以前はEnyaliosaurus属として分割されていたが、現在はトゲオイグアナ属に統合されている[5][6]。
標高200 - 900メートルにある乾燥林や有刺植物からなる藪地に生息する[3]。
Pilosocereus leucocephalus・Stenocereus pruinosusなどのサボテン類、グアバ類Psidiumなどの植物質などを食べる[3]。卵の捕食者としてメキシコドクトカゲが挙げられる[3]。
繁殖様式は卵生。生後2年で繁殖した例があり、飼育下では10年の長寿例がある[3]。
宅地開発や農地開発による生息地の破壊、食用の狩猟、ペット用の乱獲により生息数は減少している[3]。2010年にワシントン条約附属書IIに掲載された[2]。