『ハイリー・ストラング』 | ||||
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スティーヴ・ハケット の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
録音 |
1982年2月(#2)[1] 1982年5月(#1, #3, #4)[1] 1982年8月(#7)[1] 1982年10月 - 11月(#5, #6, #8, #9)[1] | |||
ジャンル | プログレッシブ・ロック、ポップ・ロック | |||
レーベル | カリスマ・レコード | |||
プロデュース | スティーヴ・ハケット、ジョン・アコック | |||
専門評論家によるレビュー | ||||
チャート最高順位 | ||||
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スティーヴ・ハケット アルバム 年表 | ||||
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『ハイリー・ストラング[注釈 1]』(Highly Strung)は、イギリスのギタリスト、スティーヴ・ハケットが1983年に発表した6作目のスタジオ・アルバム。ハケットは本作を最後に、カリスマ・レコードを離れた[3]。
前作『キュアード』(1981年)に引き続き、ハケット自身が全ボーカル・パートを担当した[3]。後にマリリオンのドラマーとなるイアン・モズレイが参加している[4]。
本作からの先行シングル「セル151」は、ハケット初の全英シングルチャート入りを果たし、最高66位を記録した[2]。そして、本作は3週にわたり全英アルバムチャートでトップ100入りして、最高16位となった[2]。
ロビン・プラッツはオールミュージックにおいて5点満点中4点を付け「"Cell 151"は、ゲート・リバーブ(以前ハケットのバンド・メイトであったフィル・コリンズが開拓したエフェクト)を深くかけたドラム・サウンドにより、パンチの効いたモダンな音作りとなった。アルバム全体において、こうした音作りのスタイルが貫かれているが、ハケットの曲を極めて効果的に補完している」「『ハイリー・ストラング』は、奏者/作曲家の両面におけるハケットの手腕の良い例である」と評している[3]。
2007年のリマスターCDで追加されたボーナス・トラックのうち「ギター・ブギ」は、ハケットがライブのアンコールで頻繁に演奏していた曲のスタジオ録音ヴァージョンで、ジョン・ハケット(ギター)とチャス・クロンク(ベース)も参加している[5]。また、「セル151」は12インチ・シングルのヴァージョンに差し替えられた[5]。
特記なき楽曲はスティーヴ・ハケット作。3. 7. 9.及びボーナス・トラックの10. 12.はインストゥルメンタル[6]。各曲の収録時間は2007年リマスターCDに基づき、オリジナルLPの「セル151」の収録時間は3分30秒だった[1]。