開発元 | DeNA |
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初版 | 2014年8月15日 |
最新版 |
8.0.0
/ 2019年8月15日 |
対応OS | iOS,Android |
対応言語 | 日本語 |
サポート状況 | 2019年8月15日終了 |
公式サイト |
hackadoll |
ハッカドール(英: Hacka Doll)は、DeNAが運営していた、サブカルチャーに特化したスマートフォン向けニュースアプリ。Android版とiOS版が2014年8月15日にサービスを開始した。副題は「君にシンクロするニュースアプリ」。2015年5月3日にはウェブ版のサービスが開始された。アプリ名称は「情報収集が捗る」「コンテンツ消費が捗る」という意味でつけられた[1]。
2019年8月15日をもってサービスを終了し[2]、アルバムとアラーム機能をオフラインで利用できるハッカドール THE めもりあるへアプリの仕様を変更した。アプリ及びアルバムデータの配信は2019年11月15日の正午に終了[3]。
漫画・アニメ・ライトノベル・声優・キャラクターグッズ・コスプレ・VOCALOID・特撮・BLの9ジャンルの、サブカルチャーに特化したニュースを扱う。情報源はまとめサイトや企業の公式サイト、個人ブログなどから収集される[4]。初回起動の際にいくつかの質問に答えると、ユーザーの好みに合ったニュースを、朝昼晩各25件配信する。それぞれの配信記事に対して「欲しい/いらない」と意思表示することにより、配信記事の自動選別を最適化する。T-MEDIAホールディングスと提携しており、同社のTSUTAYA オンラインショッピングの商品情報もコンテンツのひとつとして提供していた[5]。
ウェブ版は隙間時間に活用されるスマートフォン版との利用シーンの違いを考慮し、リアルタイムで記事が更新されるようになっていた[6]。
生みの親である岩朝暁彦によると、2013年冬にコミックマーケットへDeNAが出展した折、Mobageのユーザーとの交流によりその重要性を感じた。[7]その結果夏に開催されるコミックマーケットへ向けて会社で頑張ることになったが、それまでの間に期間があったので、12月31日にコミックマーケットの打ち上げをした直後から、ユーザーへ情報を提供できたり、新たなユーザーの獲得する手段を考え、2014年1月4日にDeNAでニュース配信アプリ制作のプレゼンテーションを行ったところ、新規事業として始めることになった。[7]ハッカドールとして、具体化したのは同年4月になってからのこと[7]で、開発期間は4ヶ月半である。[7][注 1]
使えるサーバーを探し始めるところから始まったプロジェクトも順風満帆とはいかず、当初岩朝がエンジニアにやりたいことを提案しても、それができたら魔法だねと切り返される事が多かった[7]が、次第にエンジニアの方から不可能な箇所に対案を示してくれるようになった。[7]プロジェクトメンバーも開始当初は岩朝とプロジェクトマネージャーら3人で切り盛りし、次第にメンバーが増強されていった。[7]プロジェクトマネージャーは岩朝から請われた際自身の仕事を整理して参加しただけでなく、サーバーエンジニアのエースが必要と声優ソムリエのエンジニアを招聘。[7]また、クライアントエンジニアの広瀬裕規や、Mobage事業でデータ分析担当が参画するなど、DeNA社内の有志が集結するプロジェクトに発展した。[7][注 2]
DeNAのプレスリリース[8]ではキュレーションアプリと位置付けているが、2014年9月21日に開催された東京ゲームショウでのステージで、担当プロデューサーは本アプリを検索エンジンであると述べている[9]。
1号 - 3号がアプリのメインキャラクターを務める。
キャラクターデザインはプロモーションビデオ(制作:トリガー[5])の監督も務めたげそいくお[1]、キービジュアルイラストはLENA [A-7]、ミニキャラのデザインは藤沢カミヤが担当した。各キャラの名前がこのようになったのは、監督が名前をつけ忘れたためである[11]。公開前の段階では4号、5号もいたが、プロモーションビデオ作成時に尺に収まりきらないためお蔵入りとなった[9]。公式サイトには同人マークが表示されており、二次創作作品の頒布が許諾されている[12]。
「ハッカドール THE めもりある」に収録されているものは太字で表示。
サービス開始に先駆け、2014年8月5日にティザーサイトが開設された。この段階ではニュースアプリである旨は明かされず、ソースコードにコメントアウトで記された謎の日記風の文章が話題となった[12]。
ハッカドール | |
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ジャンル | ギャグ |
漫画:召喚(および)ですか!? ハッカドール | |
原作・原案など | ハッカドールチーム(DeNA、原作) |
作画 | やつき |
出版社 | 小学館クリエイティブ |
掲載誌 | マンガボックス、ピッコマ |
レーベル | エッジスタコミックス |
発表期間 | 2015年3月 - (マンガボックス)、 2017年9月 - (ピッコマ) |
巻数 | 既刊2巻 |
漫画:ハッカドール IN こみっくす | |
原作・原案など | ハッカドールチーム(DeNA、原作) |
作画 | わたなべナベ |
出版社 | 一迅社 |
掲載誌 | 月刊ComicREX |
レーベル | IDコミックス REXコミックス |
発表号 | 2015年8月号 - 2016年7月号 |
巻数 | 全2巻 |
アニメ:ハッカドール THE あにめ〜しょん | |
原作 | ハッカドールチーム(DeNA) |
監督 | げそいくお |
シリーズ構成 | 真衣沢かなと |
脚本 | 佐藤裕 |
キャラクターデザイン | げそいくお |
音楽 | 鳴瀬シュウヘイ |
アニメーション制作 | Creators in Pack |
製作 | ハッカドール THE あにめ〜しょん製作委員会 |
放送局 | TOKYO MX・BS11 |
放送期間 | 2015年10月 - 12月 |
話数 | 全13話 |
テンプレート - ノート | |
プロジェクト | アニメ・漫画 |
ポータル | アニメ・漫画 |
巻数 | 発売日 | ISBN |
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1 | 2015年9月11日 | ISBN 978-4-77-808206-2 |
2 | 2016年1月9日 | ISBN 978-4-77-808212-3 |
巻数 | 発売日 | ISBN |
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1 | 2016年1月27日 | ISBN 978-4-75-806567-2 |
2 | 2016年7月27日 | ISBN 978-4-75-806608-2 |
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『ハッカドール THE あにめ〜しょん』(ハッカドール ジ あにめ〜しょん)は、2015年10月から12月までTOKYO MXとBS11で、『ULTRA SUPER ANIME TIME』第1部として、AT-Xで独立番組として放送された短編テレビアニメ。1話約8分で、全13話。2015年5月にマチ★アソビのイベントにおいて「ハッカドール」のアニメ化と、TOKYO MXとBS11で放送されていたULTRA SUPER ANIME TIME枠で、同年10月から放送開始すると発表した[14]。
プロモーションビデオで監督を務めたげそいくおが引き続き監督を担当し、同じくプロモーションビデオで制作を担当したトリガーは制作協力として携わる[15]。
テレビアニメでは2XXX年、過度な情報社会において情報に溺れる人間を必要な情報に導くために創造した、マテリアルボディを有した自立思考型ナビゲータープログラムという設定になっており、本作では、世界各地で貢献している前・中期型に比べ、同じ姿の後期版1号 - 3号がコピーによる劣化の末にダメダメでポンコツぶりな設定となっており、上司的な立場の0号と、エキセントリックな4号が登場している。ハッカドールを利用する人々がゲストとして登場する。
第6話では『うーさーのその日暮らし 夢幻編』のオープニングが劇中シーンとしてそのまま使われた。
エンディングは配信されているMMDモデルを使用したダンスとなっている。
話数 | サブタイトル | 絵コンテ | 演出 | 作画監督 |
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第1話 | パーソナルエンタメAI!ハッカドール! | げそいくお |
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第2話 | アイドルやらせてください! |
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第3話 | そのためのハッカドールです | げそいくお | 渡邉徹明 |
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第4話 | 先にシャワー浴びてきなよ | 五味伸介 | 池田智美 | 宮井加奈 |
第5話 | 4号はダテじゃない! | 大地丙太郎 | 佐竹秀幸 | 武田牧子 |
第6話 | 思い出のナーニー | 平村直紀 | ||
第7話 | KUROBAKO | 荒井和人 | 鶴田愛 | |
第8話 | なんかメインヒロインっぽい | 坂本一也 | 佐川遥 | |
第9話 | オレをとめられるのは火曜の定期メンテだけだ | げそいくお | ||
第10話 | 温泉に行こう! | 普津澤画乃新 | 吉田徹 | 普津澤時ヱ門 |
第11話 | 声優警察出動だ! | げそいくお | 佐竹秀幸 |
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第12話 | 魔法少女 Lovely Hurt♥ | 中川英樹 | ||
第13話 | ハッカドールにコミケもおまかせですっ | げそいくお |
放送期間 | 放送時間 | 放送局 | 対象地域 [17] | 備考 |
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2015年10月2日 - 12月25日 | 金曜 23:00 - 23:30 | TOKYO MX | 東京都 | 『ULTRA SUPER ANIME TIME』内 |
2015年10月4日 - 12月27日 | 日曜 23:15 - 23:25 | AT-X | 日本全域 | リピート放送あり |
2015年10月5日 - 12月28日 | 月曜 1:00 - 1:30(日曜深夜) | BS11 | 日本全域 | 『ULTRA SUPER ANIME TIME』内 |
配信期間 | 配信時間 | 配信サイト | 備考 |
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2015年10月5日 - 12月28日 | 月曜 1:30 更新 | ニコニコチャンネル | 第1話無料、第2話以降1週間無料 |
2015年10月6日 - 12月29日 | 火曜 13:30 更新 | U-NEXT | |
アニメ放題 | |||
ビデオマーケット | |||
2015年10月7日 - 12月30日 | 水曜 0:00 更新 | GYAO! | 第1話無料、第2話以降1週間無料 |
水曜 14:00 更新 | バンダイチャンネル | 第1話無料、第2話以降有料、有料会員は全話見放題 | |
2015年10月9日 - | 金曜 22:00 - 22:30 | バンダイチャンネル | 無料ライブ配信 / 『ULTRA SUPER ANIME TIME』内 |
金曜 22:30 - 23:00 | ニコニコ生放送 | 『ULTRA SUPER ANIME TIME』内 | |
2015年10月22日 - | 木曜 12:00 更新 | dアニメストア |
巻 | 発売日 | 収録話 | 規格品番 |
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1 | 2015年12月25日 | 第1話 - 第6話 | EYXA-10687 |
2 | 2016年1月29日 | 第7話 - 第13話 | EYXA-10688 |
アプリ機能『ハッカゲームセンター』以外に無料ゲームとして『かむばっく!ハッカドール!! ~消えたハッカドール達を探せ~』がRPGアツマールで2019年2月26日公開[19]。ジャンルはバーチャル探索ゲーム。VTuber×RPGアツマール ゲームコラボver.2の企画の内の1つとして配信。
Hacka Channel ハッカドール | |
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YouTube | |
チャンネル | |
活動期間 | 2018年4月1日 - 2019年8月15日 |
登録者数 | 61,838人 |
総再生回数 | 1,006,568回 |
チャンネル登録者数・総再生回数は 2018年7月2日時点。 |
2018年4月1日(動画のアップロード自体は3月31日)にハッカドール1号がバーチャルYouTuberとしてデビューした[20]。動画の最後にエイプリルフールの企画であることが仄めかされていたものの、4月24日にハッカドール3号が出演する新たな動画がアップロードされ、5月15日にアップロードされた動画にて正式にバーチャルYouTuberとして活動を開始することを発表した[21]。DeNAによると「3月31日に投稿した動画が好評を博し、正式にバーチャルYouTuberデビューが決定、公式チャンネルを運営していくことになった」という[21]。
TOKYO MX・BS11 ULTRA SUPER ANIME TIME第1部 | ||
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前番組 | 番組名 | 次番組 |
ハッカドール
THE あにめ〜しょん |