カテゴリー | F1 | ||||||||||
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コンストラクター | ハース | ||||||||||
先代 | ハース・VF-16 | ||||||||||
後継 | ハース・VF-18 | ||||||||||
主要諸元 | |||||||||||
エンジン |
フェラーリ 062 1.6L V6ターボ | ||||||||||
タイヤ | ピレリ | ||||||||||
主要成績 | |||||||||||
チーム | ハースF1チーム | ||||||||||
ドライバー |
ロマン・グロージャン ケビン・マグヌッセン | ||||||||||
出走時期 | 2017年 | ||||||||||
通算獲得ポイント | 47 | ||||||||||
初戦 | 2017年オーストラリアGP | ||||||||||
最終戦 | 2017年アブダビGP | ||||||||||
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ハース・VF-17 (Haas VF-17) は、ハースF1チームが2017年のF1世界選手権参戦用に開発したフォーミュラ1カーである。
2017年2月25日にシェイクダウンを行い、翌26日に正式発表された[1]。
前年に引き続き、フェラーリからパワーユニットおよび関連パーツが供給され、ダラーラがシャシーを制作した[2]。
ベースカラーが前年のホワイトからグラファイトグレーに変わり、フェラーリなど多くのマシンと同様にノーズ先端には突起が付き、エンジンカバーにはシャークフィンが装着された[2]。サイドポッドを取り囲むようなパネルが特徴となっている[3]。
モナコGPからカラーリングが変更され、フロント部分やリアウイング、サイドの "HAAS" の文字がレッドからホワイトに変わり、残りは濃いグレーで覆われる。その他のレッドだった部分も光沢のあるグレーに変更された[4]。
ドライバーはロマン・グロージャンが残留、ルノーからケビン・マグヌッセンが移籍。
前年のVF-16で問題が多発したブレンボのブレーキはVF-17でも解決できず、プレシーズンテストでカーボン・インダストリーのブレーキマテリアルと平行使用し[5][6]、バーレーンGP後のインシーズンテスト、ロシアGP、イギリスGP、ハンガリーGPのフリー走行でもカーボン・インダストリー製ブレーキをテストした[7][8][9][10][11]。なお、グロージャンは前年からブレンボのブレーキ問題に悩まされる一方、新加入のマグヌッセンはブレンボのブレーキにうまく対処できているとチーム代表のギュンター・シュタイナーは認めている[11]。
カラーリングを変更した第6戦モナコGPでチーム初のダブル入賞を果たした。第9戦オーストリアGPで前年のポイントに並び、第12戦ベルギーGPで上回った。第16戦日本GPで2度目のダブル入賞を果たし、トロ・ロッソやルノーとランキング6位を争える位置にいたが、これ以後は低調な成績に終わり、ランキングは前年と同じ8位となった。
年 | No. | ドライバー | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 | 20 | ポイント | ランキング |
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AUS |
CHN |
BHR |
RUS |
ESP |
MON |
CAN |
AZE |
AUT |
GBR |
HUN |
BEL |
ITA |
SIN |
MAL |
JPN |
USA |
MEX |
BRA |
ABU | |||||
2017 | 8 | グロージャン | Ret | 11 | 8 | Ret | 10 | 8 | 10 | 13 | 6 | 13 | Ret | 7 | 15 | 9 | 13 | 9 | 14 | 15 | 15 | 11 | 47 | 8位 |
20 | マグヌッセン | Ret | 8 | Ret | 13 | 14 | 10 | 12 | 7 | Ret | 12 | 13 | 15 | 11 | Ret | 12 | 8 | 16 | 8 | Ret | 13 |