『バラバジャガ』 | ||||
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ドノヴァン の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
録音 |
1968年5月、ロンドン、オリンピック・スタジオ(A1, A3)[1] 1968年11月、ロサンゼルス、アメリカン・レコーディング・カンパニー(A5, B1, B2, B3, B5)[1] 1969年3月、オリンピックスタジオ(A2) 1969年5月、オリンピックスタジオ(A1, B4) | |||
ジャンル | フォークロック、サイケデリック・フォーク | |||
時間 | ||||
レーベル |
エピック・レコード EMI(リマスターCD) | |||
プロデュース | ミッキー・モスト | |||
専門評論家によるレビュー | ||||
チャート最高順位 | ||||
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ドノヴァン アルバム 年表 | ||||
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『バラバジャガ』(原題:Barabajagal)は、イギリスのシンガーソングライター、ドノヴァンが1969年に発表した7作目のスタジオ・アルバム。アメリカのエピック・レコードから発売された。
「バラバジャガ」と「トゥルーディ」の2曲は、ジェフ・ベック・グループ[3]、レスリー・ダンカン、マデリン・ベルと共にレコーディングされた[4]。また、「あの娘はどこに」にはダニー・トンプソン(ベース)、トニー・カー(ドラムス)、ハロルド・マクネア(フルート)、アラン・ホークショウが参加している[4]。
本作は母国イギリスでは当時発売されず全英アルバムチャート入りしていない[5]が、「幻のアトランティス」が全英シングルチャートで23位[6]、「バラバジャガ」[7][8]が同12位[6]を記録した。一方、アメリカではBillboard 200で23位に達し[2]、Billboard Hot 100では「西海岸で待つスーザンに」が35位、「幻のアトランティス」が7位を記録した[9]。
Bruce Ederはオールミュージックにおいて5点満点中4点を付け「ドノヴァンは『バラバジャガ』において、柔和で詩的で白昼夢的なフォーク、ハードなサイケデリア、童謡、自由恋愛への賛歌、それに反戦感情までも混ぜ合わせた」と評している[10]。
日本では、イギリスで「幻のアトランティス」のB面だった「ぼくの好きなシャツ」が来日記念盤として1970年にシングルカットされた。
2005年にEMIからリリースされたリマスターCDには、未発表音源13曲がボーナス・トラックとして追加されており、そのうち「Stromberg Twins」はジェフ・ベック・グループも参加した録音である[4]。
全曲ともドノヴァン作。