種類 | 公開有限会社 |
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市場情報 | LSE: BNZL |
本社所在地 |
イギリス W1H 7JT York House 45 Seymour Street, ロンドン |
設立 | 1854年 |
業種 | 卸売 |
代表者 | フランク・ファン・ザンテン(CEO) |
売上高 | £11,797.1 million (2023)[1] |
従業員数 | 22,500 (2024)[2] |
外部リンク |
www |
バンズル(英: Bunzl plc)は、イギリス・ロンドンに本社を置き、卸売・アウトソーシング事業を行う多国籍企業。欧米豪など世界30カ国以上に拠点を持つ。ロンドン証券取引所上場企業(LSE: BNZL)。
1854年にスロバキア(当時はオーストリア帝国)のブラチスラヴァで創業、創業当時は馬小屋に関わるビジネスを行っていたが、1883年にウィーンに移転し製紙業に進出、中欧地域の社会的緊張が増した1938年に本社をロンドンに移転、1957年にロンドン証券取引所に株式を上場した[3]。1980年代に製紙業中心の事業形態からの転換に着手し、1981年にアメリカ合衆国で卸売事業を開始、1993年にヨーロッパ地域でも卸売事業を開始し、2002年に製紙事業を売却、2005年にプラスチック・繊維製造事業を分割し(現在のEssentra plc)、卸売業者への転換を完了した[3]。
以降、オーストラリアやブラジルなど世界各地域での企業買収を続け[4][5]、2015年にカナダのPlanet Clean Inc.を買収[6]、2017年8月には中国のHsesf(上海和赛富安全科技有限公司)を買収した[7]。
バンズルの卸売事業は現在、ホテルやレストラン、スーパーマーケットなどに対する食料品が過半数であり、各種作業時の清掃や防護用品が続いている。売上はアメリカ合衆国が最大の割合を占めている[8]。