バーナード・ルドフスキー Bernard Rudofsky | |
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生誕 |
1905年4月13日![]() |
死没 | 1998年 |
職業 | 建築家、エッセイスト |
バーナード・ルドフスキー(Bernard Rudofsky、1905年4月13日 - 1988年)は、アメリカ合衆国の建築家、エッセイスト。ウィーン出身。世界各地での見聞をもとに建築、人体、衣服、都市生活などをテーマに著作を発表した。
ブリュッセル万国博覧会 (1958年)でアメリカ館を設計。
ニューヨーク近代美術館で『建築家なしの建築』などの展覧会を手がけた。
『建築家なしの建築』は、1964年に開催された同名の展覧会をもとにしており、世界各地の風土的な建築を紹介した。穴居、ロジア、ヴォールト、樹上住居、ニューギニアの竹製のクラブハウス、イラクの葦の家、茅葺き屋根、アフリカのバオバブをくり抜いた住居などが選ばれている。
『キモノ・マインド』や『みっともない人体』では、衣服のデザインや人体について考察した。『人間のための街路』では、ポルティコ、アーケード、パサージュ、オープンカフェ、歩行者専用道路などの役割に注目している。『さあ横になって食べよう』では、絵画や工芸作品を資料に用いて、食事、睡眠、浴槽、便所など生活様式の歴史を描いた。