ヒッポトエー(古希: Ιπποθόη, Hippothoē)は、ギリシア神話の女性である。下記の5人が存在する。
- ペルセウスの息子メーストールとペロプスの娘リューシディケーの間で生まれた娘。ポセイドーンは彼女をさらってエキーナデス諸島(英語版)まで連れて行き、彼女はそこでタピオスを産んだ。タピオスは後にタポスを創設した[1][2]。
- ネーレーイスの1人[2][3]。
- ペリアースとビアースの娘アナクシビアーかニオベーの娘ピューロマケーの間の娘[2][4]。
- アマゾーンの1人。トロイア戦争においてペンテシレイアとともに戦ったが、アキレウスに殺された[4][5][6]。
- ダナイデス(ダナオスの子供)の1人。アイギュプトスの息子オブリムス(Obrimus)と結婚した[4]。
ヒッポトエーの名前はまた、メスグロベニシジミ(英語版)の学名Lycaena hippothoeで使われている[7]。
下記の系図におけるヒッポトエーは上記の1人目である。