ヒュンダイ・カッパエンジン

2009 ヒュンダイ・i10 1.25Lカッパエンジン

κ(Kappa、カッパ、キャッパ)エンジンは、現代-起亜自動車グループの開発・製造する直列3・4気筒エンジンのシリーズ名[1]

キア・モーニングの新型エンジンとして2008年デビュー。2016年には燃料噴射装置を直噴方式にしたバージョンがハイブリッド車ヒュンダイ・アイオニックに搭載された。

アメリカWard's AutoWorld magazine社の2017年10 best engineに選定された。

エンジンブロックとシリンダーヘッドはアルミニウム製。

諸性能

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G3LA

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シリンダー配置 直列3気筒DOHC12バルブCVVT
排気量 998 cc
ボア 71 mm
ストローク 84 mm
圧縮比 10.5:1
燃料噴射装置 MPI
最高出力 57.8 kW(78 PS)/ 6,200 rpm
最高トルク 94.1 N·m(9.6 kgf·m)/ 3,500 rpm

G4LE

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シリンダー配置 直列4気筒DOHC16バルブCVVT
排気量 1,580 cc
ボア 72 mm
ストローク 97 mm
圧縮比 13:1
燃料噴射装置 直噴
最高出力 77.7 kW(105 PS)/ 5,700 rpm
最高トルク 147 N·m(15.0 kgf·m)/ 4,000 rpm

世界最高クラスの熱効率40%を達成した、ハイブリッド車のヒュンダイ・アイオニックのエンジン。

直噴の燃料の噴射圧は最高200barで、アトキンソンサイクルが適用されている。

関連項目

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脚注

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  1. ^ 2012 Kia Picanto Brochure”. Kia Motors Philippines. 2012年6月19日時点のオリジナルよりアーカイブ。2012年7月28日閲覧。

外部リンク

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