ビル・ヴァーニー Bill Varney | |||||||||
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本名 | Harold William Varney | ||||||||
生年月日 | 1934年1月22日 | ||||||||
没年月日 | 2011年4月2日(77歳没) | ||||||||
出生地 | アメリカ合衆国 マサチューセッツ州ビバリー | ||||||||
死没地 | アメリカ合衆国 アラバマ州フェアホープ | ||||||||
職業 | サウンドミキサー | ||||||||
活動期間 | 1972年 - 2011年 | ||||||||
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ハロルド・ウィリアム・"ビル"・ヴァーニー(Harold William "Bill" Varney, 1934年1月22日 - 2011年4月2日)は、アメリカ合衆国のサウンドミキサーである。『スター・ウォーズ/帝国の逆襲』(1980年)[1]と『レイダース/失われたアーク《聖櫃》』(1981年)によりアカデミー録音賞を2度受賞した[2][3]。アカデミー録音賞には他に『デューン/砂の惑星』(1984年)[4]と『バック・トゥ・ザ・フューチャー』(1985年)でもノミネートされた[3]。
ヴァーニーの最古の参加作品のひとつは1950年代の歌手のジョーン・バエズに焦点を当てた映画であった[3]。バエズの父親はマサチューセッツ工科大学の物理学の教授であった[3]。ヴァーニーは1961年に南カリフォルニアに移り、ブリタニカ百科事典に関する教育映画を製作した[3]。
1972年に映画及びテレビの音響ミキシングの仕事を始め[3]、そこから25年じゃらで85作品に参加した[3]。1985年にユニバーサル・ピクチャーズに入るまでの14年間はサミュエル・ゴールドウィン・カンパニーで働いた[3]。
アカデミー録音賞は『スター・ウォーズ/帝国の逆襲』(1980年)と『レイダース/失われたアーク《聖櫃》』(1981年)で獲得した[3]。彼は他に『デューン/砂の惑星』(1984年)と『バック・トゥ・ザ・フューチャー』(1985年)でもノミネートされた[3][5]。さらにテレビミニシリーズ『ルーツ』(1977年)でエミー賞にノミネートされた[3]。
他に参加した著名作品には『ラスト・ワルツ』(1978年)、『グリース』(1978年)、『普通の人々』(1980年)、『ポルターガイスト』(1982年)、『ドラゴンハート』(1996年)などがある[3]。
1998年までにはニバーサル・ピクチャーズのサウンド・オペレーションの副社長に昇進していた[3]。同年、1958年のオーソン・ウェルズの映画『黒い罠』の音響再編集に協力した[3]。
2001年にユニバーサルを退職し、2003年にアラバマ州フェアホープに移った[3]。
2011年4月2日にフェアホープで心不全により77歳で亡くなった[6]。