ジャンル | アクションパズル |
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対応機種 |
PCエンジン (PCE) Wii Wii U |
開発元 | ナウプロダクション |
発売元 |
ハドソン NEC-HE |
デザイナー | 下間正巳 |
プログラマー | 脇坂充胤 |
音楽 | N.IDE |
人数 | 1 - 2人 |
メディア | 2メガビットHuCARD[1] |
発売日 |
PCE 1990年3月30日 1990年 Wii 2007年2月13日 2007年2月26日 2007年3月2日 Wii U 2014年7月30日 2017年9月21日 |
対象年齢 |
CERO:A(全年齢対象) ESRB:E(6歳以上) PEGI:3 |
コンテンツアイコン | ESRB:Comic Mischief |
その他 |
型式 HC90028 TGX020035 |
『ビーボール』(BE BALL、英題:Chew-Man-Fu)は、ナウプロダクションが開発しハドソンより1990年3月30日[2]に発売されたPCエンジン用のアクションパズルゲーム。
2007年にWii用ソフトとしてバーチャルコンソールにて配信された他、2014年にはWii U用ソフトとしてバーチャルコンソールにて配信された。また、2020年に発売されたPCエンジン miniにも本作のTurboGrafx-16版が収録されている。
リンリンとランランを操作し、ホーリーボールを転がして、4色のホーリーボールをそれぞれ同じ色のホーリープレートの上に設置できればラウンドクリアとなる。
ホーリーボールは蹴飛ばすことで敵を倒したり壁を破壊したりできる。
ラウンドをクリアするとタイムボーナス、スペシャルボーナスの得点が算定され、仙人がプレイ内容に応じてダイヤモンドをくれる。ダイヤモンドを30個集めると、プレイヤーの残り人数を増やせる修業(ボーナスゲーム)に挑戦できるようになる。また、ダイヤモンド5個で残り人数を1増やしてくれることもある。
ステージは1つのエリア(塔)が10ラウンドで構成されており、5エリア50ラウンドで1周クリアとなる。ゲーム全体で10周500ラウンドとなる。
各ラウンドの制限時間は100秒。時間切れになると敵が火の玉に変化する。
敵などに接触するとプレイヤーの残り人数が1減る。残り人数が0の時にミスをするとゲームオーバー。ゲームオーバー画面で「ハイ」を選択するとそれまでにプレイしたステージを選択できる画面になる。「イイエ」を選択するとコンティニューに必要なパスワードが表示される。バックアップRAMを接続しておくとパスワードが自動で保持されるようになる。
ホーリーボールには、赤・青・緑・黒の4色が存在し、それぞれ特徴があり、性能が異なる。
この他にも敵の動きを止めるものや、得点アイテムであるフルーツやダイヤモンド等が出現する。
画面中央にある青いホーリーボールをキックし、相手のゴールに入れれば得点となる。5点先取で1ゲームを獲得でき、5ゲーム中3ゲームを先取したプレイヤーが勝利となる。
なお、KICK BALLはPCエンジンに2人分のパッドが接続されていないとプレイすることができない。
自分だけのオリジナル面を作ってプレイすることができるモード。
昔、人里離れた秘境に仙人の秘宝が収められた「聖なる塔」が存在した。聖なる塔は"石の塔"、"氷の塔"、"樹木の塔"、"水の塔"、"秘宝の塔"の5つからなる平和の象徴であった。ところがある時、謎の妖術師"チューマンフー"が現れ、聖なる塔を乗っ取り、収められている仙人の秘宝を世界征服の野望のために使い始めた。
仙人は塔を取り戻すために急いで駆けつけるも、既にチューマンフーの妖術によって塔の中では仙人の術が封じられてしまっていた。仙人と共にやって来た弟子の"リンリン"と"ランラン"はチューマンフーを倒すため、聖なる塔の中へと入っていった。
No. | タイトル | 発売日 | 対応機種 | 開発元 | 発売元 | メディア | 型式 | 備考 |
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1 | BE BALL | 2007年2月13日[3] 2007年2月26日 2007年3月2日 |
Wii | ナウプロダクション | ハドソン | ダウンロード (バーチャルコンソール) |
- | |
2 | BE BALL | 2013年6月20日[4] |
G-cluster | ナウプロダクション | KDE | ダウンロード | - | |
3 | BE BALL | 2014年7月30日[5] 2017年9月21日 |
Wii U | ナウプロダクション | KDE | ダウンロード (バーチャルコンソール) |
- | |
4 | Chew-Man-Fu | 2020年3月19日 2020年3月19日 2020年3月19日 |
PCエンジン mini TurboGrafx-16 mini PC Engine CoreGrafx mini |
ナウプロダクション | KDE | プリインストール | - | 販売地域を問わず北米版(TurboGrafx-16版)を収録。 |
評価 | ||||||||||||||||||||||
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ゲーム誌『ファミコン通信』の「クロスレビュー」では合計25点(満40点)[7]、『月刊PCエンジン』では80・85・75・80・85の平均81点(満100点)、『PC Engine FAN』の読者投票による「ゲーム通信簿」での評価は以下の通り21.30点(満30点)となっている[1]。また、この得点はPCエンジン全ソフトの中で216位(485本中、1993年時点)となっている[1]。
項目 | キャラクタ | 音楽 | 操作性 | 熱中度 | お買得度 | オリジナリティ | 総合 |
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得点 | 3.94 | 3.11 | 3.52 | 3.64 | 3.49 | 3.59 | 21.30 |