ピーターソン (駆逐艦)

艦歴
発注 1971年1月15日
起工 1974年4月29日
進水 1975年6月21日
就役 1977年7月9日
退役 2002年10月4日
除籍 2002年11月6日
その後 2004年2月16日に標的艦として海没処分
性能諸元
排水量 満載:9,494 トン
全長 172 m (563 ft)
水線長 61 m (529 ft)
全幅 16.8 m (55 ft)
吃水 8.8 m (29 ft)
機関 COGAG方式、2軸推進
ゼネラル・エレクトリック LM2500 4基、80,000 shp
最大速力 32.5+ ノット (60 km/h)
航続距離 6,000 海里 (11,000km、20kt/h)
3,300 海里 (6,000km、30kt/h)
乗員 士官19名、兵員315名
兵装 54口径Mk.45 5インチ単装砲 2基
Mk.41 Mod.1 VLS 61セル
トマホーク、アスロック VLA)
Mk.112 アスロック 8連装発射機 1基(Mk.41 VLSに換装し撤去)
Mk.29シースパローIBPDMS 8連装発射機 1基
Mk.15 20mmファランク スCIWS 2基
Mk.141 ハープーンSSM 4連装発射筒 2基
Mk.32 短魚雷3連装発射管 2基
搭載機 SH-2F LAMPSI(改装後SH-60B シーホークLAMPSIII)2機搭載可能
モットー Proud Tradition

USSピーターソン (USS Peterson, DD-969) は、アメリカ海軍駆逐艦スプルーアンス級駆逐艦の7番艦。艦名はカール・ジェロルド・ピーターソン少佐に因む。

艦歴

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ピーターソンは1974年4月29日にミシシッピ州パスカグーラインガルス造船所で起工、1975年6月21日に進水、1977年7月9日に就役した。

就役後の1979年、ペルシャ湾に配備される。ピーターソンは中東派遣部隊の旗艦を務め、ペルシャ湾およびインド洋で活動した。ノーフォークに帰還すると、第10駆逐戦隊の戦闘効率賞を受賞した。翌80年も9月にペルシャ湾に展開し、活動後1981年3月に帰還する。

1981年12月1日、3度目の配備で地中海に向けて出航した。1982年7月、オーバーホールが行われる。9ヶ月に及ぶ改修では目標捕捉システムの改良、ファランクスCIWSの増設、通信および電子装備の増強が行われた。

1991年の改装工事でMk.41 VLSが搭載され、トマホーク巡航ミサイルによる対地攻撃能力が付与された。また、SH-2からSH-60に変更されたため、搭載機の対艦対潜能力が向上した。

ピーターソンは2002年10月4日に退役し、11月6日除籍された。2004年2月6日に標的艦となり沈没。

外部リンク

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