ピーター・スカルソープ(Peter Sculthorpe、1929年4月29日 - 2014年8月8日)はオーストラリアの作曲家。
タスマニア州ローンセストン出身。7歳の時から作曲を始める。長年、シドニー大学でマスタークラスを持っており、現在は名誉教授である。主に管弦楽曲が知られており、『カカドゥ』(1988)や『アース・クライ』(1986)のように、オーストラリアの低木林地やアウトバックを想起させるものである。他に弦楽四重奏曲群や、『レクイエム』(2004)が評価を受けている。
- 5番目の大陸~話者と管弦楽のための(1963)
- 太陽の音楽I(1965)
- 太陽の音楽II(1969)
- 太陽の音楽III(1967)
- 太陽の音楽IV(1967)
- 日本の音楽(1970)
- 小さな町~ソロ・オーボエ、2本のトランペット、ティンパニーと弦楽のための(1976)
- マングローブ(1979)
- カカドゥ(1988)
- メメント・モリ(1993)
- グレート・サンディ・アイランド (1998) (サントリーホール国際作曲委嘱シリーズ No.22)[1]
- オセアニアより(2003)
- ピアノ協奏曲(1983)
- アース・クライ~ディジェリドゥーと管弦楽のための(1986)
- エレジー~ヴィオラと弦楽のための(2006)
- ソナタ~ヴィオラとパーカッションのための(1960)
- レクイエム~チェロのための(1979)
- 弦楽四重奏曲(第1番~第15番)