『ファイアー・ダウン・アンダー』 | ||||
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ライオット の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
録音 | 1980年11月 - 12月 ニューヨーク グリーン・ストリート・レコーディング | |||
ジャンル | ヘヴィメタル | |||
時間 | ||||
レーベル |
エレクトラ・レコード High Vaultage(1997年リマスターCD) メタル・ブレイド・レコーズ(1999年リマスターCD) | |||
プロデュース | スティーヴ・ローブ | |||
専門評論家によるレビュー | ||||
チャート最高順位 | ||||
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ライオット アルバム 年表 | ||||
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『ファイアー・ダウン・アンダー』(Fire Down Under)は、アメリカ合衆国のヘヴィメタル・バンド、ライオットが1981年に発表した3作目のスタジオ・アルバム。
エレクトラ・レコード移籍第1弾アルバムに当たり[2]、プロデューサーのスティーヴ・ローブによれば、1980年の時点でレコーディングが完了していたが、当時の所属レーベル「キャピトル・レコード」から「売れ線でない」という理由で発売を拒否されたため、エレクトラと契約したという[3]。「フラッシュバックス」には、ハマースミス・オデオン公演におけるニール・ケイのバンド紹介や、第1回モンスターズ・オブ・ロック出演時の歓声が挿入されている[3]。
本作を最後に、オリジナル・ボーカリストのガイ・スペランザがバンドを脱退した[2]。
アメリカではバンド初のBillboard 200入りを果たし、1981年10月24日付のチャートで最高99位を記録した[1]。ジェイソン・アンダーソンはオールミュージックにおいて5点満点中4.5点を付け「幾つかの捨て曲もあるとはいえ、1981年のメタル・ディスクとしては最高傑作の一つで、ライオットの作品としては唯一、ジューダス・プリースト、アイアン・メイデン、(初期の)デフ・レパードといったメタル・シーンの中核をなすバンドに匹敵する」と評している[4]。
1997年にドイツのレーベル「High Voltage」から発売されたリマスターCDは、既にバンドと決別していたスティーヴ・ローブによる企画で、5曲のデモ音源がボーナス・トラックとして追加された[5]。その後、メタル・ブレイド・レコーズが本作および次作『レストレス・ブリード』の発売権を得て、それに伴い日本での初CD化も実現した[5]。
特記なき楽曲はマーク・リアリとガイ・スペランザの共作。