フィリップ・レダー(Philip Leder, 1934年11月19日 - 2020年2月2日)は、アメリカ合衆国の遺伝学者。ワシントンD.C.で生まれ、ハーバード大学を1956年、ハーバード・メディカルスクールを1960年に卒業した。
レダーは、研究を始めた初期にマーシャル・ニーレンバーグとともに行ったコドンに関する研究、特に「ニーレンバーグとレダーの実験」で知られている。この実験の後、彼は分子遺伝学、免疫学や遺伝性の癌の研究分野で影響力の大きな独創的な実験を数多く行った。現在は、ハーバード・メディカルスクールの遺伝学部門を統括している。