フィンガータット(英: Finger Tutting)とは、米国を中心に広まった指をメインに使ったダンスのジャンル[1][2][3]。
フィンガータット(英: Finger Tutting)は2008年ごろから米国を中心に広まった指で四角形を連続的に表現したり、ウェーブを表現したダンスの総称[4]。日本ではフィンガーダンスや指ダンスとも言われている[5]。
その基礎にはタットダンス(英語版)(英: Tutting)というエジプトの象形文字を模倣し、腕、手、指を小刻みに多用するダンスが元となっており、それを指や手首をメインで表現するものをフィンガータットというようになった[6]。両ダンスジャンルには密接なつながりがある。
ブームの火付け役はロサンゼルスの若者たちFinger Circusによる動画がヒットしたことやテイラー・スイフトの「シェイク・イット・オフ」PVにフィンガータットの振り付けが一部採用されたことに起因する[7]。
前述にあるように、テイラー・スイフトのPVでの知名度や、日本のアーティストPerfumeが振り付けに[20]取り入れるなどが起因となり、大きく広まった。
近年ではEXILEのNAOTOがダンスに取り入れることで話題になる[21]。
元々はロサンゼルスやボルチモア等のアンダーグラウンドの発祥であったが[22]、米国Finger CircusのPnutやDyttoの日本での報道や、日本のダンスグループXTRAPのテレビ出演などにより[23]一般層にも認知され始めている。
- AXIOM All Styles Finger Contest(米国) DarkMatterSquad(米国ダンスグループ)主催 フィンガータットの国際的な大会として開催される。 審査員にCTut・Pnutなどを迎える。
- Dexterity Dance League(米国) Finger Circus主催 フィンガータットの国際的な大会として開催される。 審査員にPnut・JSmooth・RYOGA・JayFunkなどを迎える[24]。
- ARMS(国内) 源元(日本のダンサー Dexterity Dance League優勝経験)主催 ゲストにCTut・Pnut・NARIなどを迎える[25]。
- LOUD MINORITY(国内) DANCE DELIGHT(法人)主催[26]
- Finger Tutting (フィンガータット) 四角形や、角度のある指・手首メインのダンス。以下のジャンルすべての総称[27]。
- Digits/Digitz(ディジッツ) 指で音の流れを表現するウェーブ等のダンス。地域により表記が異なる。LIQUID (リキット)とも呼ばれている[28]。
- Finger Connect(フィンガーコネクト) REMOTE(リモート)という指を操作する表現を使った応用ジャンル[29]。
- Face Tutting(フェイス タッティング) フィンガータットを顔の形に添って動かす応用ジャンル[30]。
- Finger Thread(フィンガースレード) 指の輪を作り指の間を通すなど応用ジャンル[29]。
- Gloving(グロービング) LED搭載のグローブを使った応用ジャンル[31]。