フィールズ・グッド・マン | |
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Feels Good Man | |
監督 | アーサー・ジョーンズ |
出演者 | マット・フューリー |
撮影 | ジョルジオ・アンジェリーニ |
編集 | アーロン・ウィッケンデン |
配給 |
東風 ノーム |
公開 |
2020年8月28日 2021年3月12日 |
上映時間 | 94分 |
製作国 | アメリカ合衆国 |
言語 | 英語 |
『フィールズ・グッド・マン』は2020年のアメリカ合衆国のドキュメンタリー映画である。
本作は、漫画のキャラクター『カエルのペペ』が、インターネット・ミーム化してドナルド・トランプが大統領になる一因となり、原作者であるマット・フューリーがイメージの奪還に奔走する様子を、アニメーションを織り交ぜて描いている[1][2]。
マット・フューリーの漫画「ボーイズ・クラブ」はもともとカルトな人気を博していた。しかし主人公のカエルのペペが放ったセリフ「feels good man(フィールズ・グッド・マン = 気持ちいいぜ)」が受け、4chanに多数の改変されたペペが投稿されてミーム化していく。いつしかペペはオルタナ右翼のマスコットとして掲示板やSNSで祭り上げられヘイトシンボルと見なされるようになっていく[2]。原作者のマットはペペのイメージ奪還に乗り出す[2]。
映画評論家の森直人は朝日新聞に寄せた批評の中で、本作を現代の無邪気な闇の写し鏡と表現している[2]。