『フェニキアの女たち』(希: Φοίνισσαι, Phoinissai, ポイニッサイ、羅: Phoenissae)は、古代ギリシアのエウリピデスによるギリシア悲劇の1つ。
オイディプス絡みのいわゆる「テーバイ攻め」を題材としている。題名の「フェニキアの女たち」とは、作中のコロス(合唱隊)がフェニキア(ポイニーケー)の女たちによって構成されているからであるが、これは作中歌に登場するテーバイの創建者カドモスが、フェニキアの最大都市であるティルス出身であったことにちなむ。
紀元前409年の大ディオニューシア祭で上演されたと推定される[1]。
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