フォープレイ Fourplay | |
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![]() フォープレイ結成メンバーのボブ・ジェームス | |
基本情報 | |
出身地 |
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ジャンル |
フュージョン スムーズジャズ |
活動期間 | 1990年 - |
レーベル |
ワーナー・ブラザース・レコード(1991年-2001年) ブルーバード/アリスタ(2002年-2007年) ヘッズ・アップ(2008年- ) |
公式サイト |
fourplayjazz |
メンバー |
ボブ・ジェームス ネイザン・イースト ハーヴィー・メイソン |
旧メンバー |
リー・リトナー ラリー・カールトン チャック・ローブ |
フォープレイ(Fourplay)は、ピアニストのボブ・ジェームス、ギタリストのリー・リトナー、ベーシスト兼ボーカルのネイザン・イースト、ドラマーのハービー・メイソンの4人により1990年に結成された、スムーズジャズ、フュージョンのグループ。ギタリストは、ラリー・カールトンを経てチャック・ローブにメンバー・チェンジしている。
1990年、ボブ・ジェームスのリーダー・アルバム『グランド・ピアノ・キャニオン』にて、リー・リトナー、ネイザン・イースト、ハービー・メイソンを加えた4人で揃ってセッションを行い意気投合しグループを結成した。翌年にセルフ・タイトル・アルバムでデビュー。マーヴィン・ゲイの「アフター・ザ・ダンス」のカバーにはエル・デバージがゲスト出演している。このアルバムは、『ビルボード』誌のコンテンポラリー・ジャズ・チャートで33週間1位を記録した。続くアルバム『ビトゥイーン・ザ・シーツ』、『エリクシール』と好成績を残し、3作ともゴールド・ディスクを獲得している。
4作目の企画をする中、リー・リトナーが多忙のためレコーディングの先送りを申し出た。しかしリトナーは、自主レーベル「i.e.ミュージック」を設立し更に忙しくなったため、4作目の製作はいよいよ困難になった。そこで他のメンバーは代わりのギタリストを探すことを決意し、ジョナサン・バトラー他数人の候補を挙げて交渉したが、直前にセッションしていたイーストがラリー・カールトンを推挙して、口説き、カールトンが加入した。
1997年に、新生フォープレイとしてアルバム『④』をリリース。リトナーと違いそれまで他のメンバーとのセッションの機会も少なく、録音間際での加入で作曲に参加できないなど当初のカールトンは他のメンバーとの距離が見受けられたが、1999年に企画でクリスマス・アルバム『スノーバウンド』、2000年に『イエス、プリーズ!』と新メンバーでもアルバムを発表し続け、以前にも増して結束力と各個性を強化した「ニュー・フォープレイ」を確立した。この後、メンバーは、それぞれの忙しいソロ活動と並行してグループ活動を継続した。またこの間、グループでボニー・ジェイムスとリック・ブラウンの合作アルバム『シェイク・イット・アップ』にゲスト出演している。2001年に古巣のワーナー・ブラザース・レコードを離れ、アリスタが新設したジャズ・レーベル、ブルーバード・レコードに移り、6作目『ハートフェルト』を発表、2006年に通算10作目となる『X (テン)』を発表した。
2008年に公式サイトにて、2月4日にヘッズ・アップ・インターナショナルに移籍したと発表。9月に『エナジー』を発表、日本ではボーナストラックを加え1ヶ月前に先行発売している。また8月には2005年に行われたケープタウンでのライブを収録したDVD『ベスト・オブ・フォープレイ - ライヴ・イン・ケープタウン』が発売されている。
2010年2月に、ラリー・カールトンがソロ活動に従事するため脱退。後任にチャック・ローブが参加し[1]、10月に『レッツ・タッチ・ザ・スカイ』が発表された。
2015年8月に、バンド結成25周年記念アルバム『シルヴァー』が発表された。このアルバムには、ゲストとしてリトナーとカールトンがそれぞれ一曲ずつ参加している。9月6日には、第14回東京JAZZに日曜日夜の部のヘッドライナーとして出演。アンコールでは同日夜の部に出演したリトナーと、昼の部に出演したカールトンがゲストとして登場し、歴代全メンバーによる共演が行われた。
2016年10月10日、東京シーサイド・ジャズフェスティバルに出演。急病で出演できなかったチャック・ローブの代演に急遽ラリー・カールトンが参加。フォープレイは三日間のフェスティバルの初日と最終日の2回の出演であったが、初日は降雨中止となったため、一夜限りの復活となった。
2017年7月にギターのチャック・ローブが死去。2018年1月公式サイトにおいて、2018年は活動休止、2019年に再編するとのスケジュールが公表された。[2]