フムサファール急行

フムサファール急行
ティルパティ-ジャンムー・タウィ・フムサファール急行(英語版) (2019年撮影)
インドの旗 インド
運行者 インド鉄道
使用車両 客車 LHB客車
最高速度 130 km/h
運行開始 2016年
軌間 1,676 mm
備考 主要数値は[1][2][3][4]に基づく。
テンプレートを表示

フムサファール急行英語: Humsafar Express)は、インド列車種別の1つ。各都市を結ぶ夜行急行列車で、近代的な内装を有する専用客車が用いられる[1][2][3][4]

概要

[編集]

2016年に導入が発表された、上流・中流階級を主な顧客と位置付けている列車種別で、編成は冷房付き3段寝台車(AC 3 Tier)と非冷房3段寝台車(Sleeper)、電源車によって構成されている[注釈 1]。使用されている車両はモダン・コーチ・ファクトリー英語版が手掛けるLHB客車で、ラッピング技術を用いたフムサファール急行専用の塗装が施されている他、内装も情報ディスプレイ、飲料が購入可能な自動販売機、最新のバイオトイレ、エンボス加工を施したカーテンなど快適性を向上させた様々な要素が採用されている。また、車内には安全性向上のため監視カメラが搭載されている他、車体や内装には落書き防止のコーディングが施されている。運賃は同じ区間を走る他の旅客列車と比べて高額になっている[注釈 2][1][2][3][4][5][6][7]

主にインド各地の主要都市を結ぶ長距離列車として運行しており、2016年12月から運行を開始したゴーラクプル-アナンド・ビハール・ターミナル・フムサファール急行(バルハニ経由)以降、2024年1月までに以下の列車が登場している[1][2][3][4]

ギャラリー

[編集]

脚注

[編集]

注釈

[編集]
  1. ^ 非冷房3段寝台車は2019年から連結されている。
  2. ^ 運行開始当初は予約数が増えると運賃が高くなる変動制を採用していたが、2019年に予約数や時間に限らず定額とする形に改められている。

出典

[編集]
  1. ^ a b c d Humsafar Coaches”. Modern Coach Factory. 2024年3月30日閲覧。
  2. ^ a b c d Humsafar Express: Timetable, Routes, Fare”. The Quint (2021年3月3日). 2024年3月30日閲覧。
  3. ^ a b c d Routes And Timetables Of New Tejas, Uday, Humsafar And Antyodaya Trains”. 24 Coaches (2016年9月29日). 2024年3月30日閲覧。
  4. ^ a b c d Humsafar Express: Sneak peek into Indian Railways’ new fully AC 3-tier train”. Financial Express (2016年9月13日). 2024年3月30日閲覧。
  5. ^ a b c WESTERN RAILWAY TO INTRODUCE 02 PAIRS OF TRAINS BETWEEN BANDRA TERMINUS AND BARMER”. Western Railway (2024年1月2日). 2024年3月30日閲覧。
  6. ^ Tamal Nandi (2019年9月13日). “Now, Humsafar Express passengers have a lot to cheer: Five things to know”. livemint. 2024年3月30日閲覧。
  7. ^ Sakshi Prashar (2016年12月15日). “Humsafar Express: Affordable luxury with no concessions, launches tomorrow”. The Economic Times. 2024年3月30日閲覧。