フライング・ダッチマン・レコード Flying Dutchman Records | |
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親会社 | ソニー・ミュージックエンタテインメント |
設立 | 1969年 |
設立者 | ボブ・シール |
解散 | 1984年 |
現況 | 活動休止中 |
販売元 | レガシー・レコーディングス |
ジャンル | ジャズ |
国 | アメリカ合衆国 |
本社所在地 | ニューヨーク |
フライング・ダッチマン・レコード(Flying Dutchman Records)は、アメリカ合衆国の音楽業界においてベテラン経営者、プロデューサー、ソングライターとして知られていたボブ・シールによって設立されたジャズ系レコードレーベル[1]。
当初は、アトランティック・レコードによって配給されていたが、1972年には5枚のアルバムをザ・ フライング・ダッチマン・シリーズとしてメガ・レコード (Mega Records) からリリースする契約をシールが取り付けた[2]。しかし、その後この契約は更新されず、配給はRCAレコードに移り、1976年にはレーベル自体がRCAレコードに売却された[3]。このレーベルから複数のアルバムを発表したミュージシャンには、歌手レオン・トーマス (Leon Thomas)、サクソフォーン奏者ガトー・バルビエリ、編曲家オリヴァー・ネルソン、サクソフォーン奏者トム・スコットや、ピアニストのロニー・リストン・スミスなどがいた。
フライング・ダッチマンには、アムステルダム (Amsterdam)、ブルース・タイム (BluesTime)、コンタクト (Contact) と3つのサブレーベルがあった[4]。
ギル・スコット・ヘロンは、フライング・ダッチマン・レーベルから、デビュー・アルバム『Small Talk at 125th and Lenox』や『Free Will』を含む3枚のアルバムを出している。
レーベルの創設者であるボブ・シールも自身のアルバムを出しているほか、フライング・ダッチマン・レコードに録音を残したミュージシャンには、デューク・エリントン、ピーター・ハミル、ドン・チェリー、オーネット・コールマン、チコ・ハミルトン、ヤン・ガルバレク 、カウント・ベイシー、ラリー・コリエル、コールマン・ホーキンス、レスター・ヤング、ソニー・スティットらがいる。
フライング・ダッチマン・レコードのカタログは、その後の変遷を経てソニー・ミュージック・エンタテインメント(アメリカ合衆国) が所有しており、レガシー・レコーディングスのレーベルから配給されている。