フラバノノール(Flavanonol)は、3-ヒドロキシ-2,3-ジヒドロ-2-フェニルクロメン-4-オン(IUPAC名)の骨格を持つフラボノイドである。
Gordonia chrysandraの根で配糖体(クリサンドロシドA及びB)がみられる[1]。ジヒドロフラボノールC-グルコシドのクセラクチノールは、Paepalanthus bromelioidesの葉から単離される[2] 。
ドブクリョウの地下茎からは、アスチルビン、イソアスチルビン、ネオイソアスチルビン、(2R, 3R)-タキシフォリン-3'-O-β-D-ピラノグルコシド等のジヒドロフラボノールの配糖体が単離される[3]。