フランシスコ・ティウ・ラウレル・ジュニア Francisco Tiu Laurel Jr. | |
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2023年のラウレル | |
生年月日 | 1966年〜1967年(57~58歳) |
現職 | 政治家、軍人 |
称号 | 海軍大佐 |
配偶者 | ヤナ |
子女 |
ケイ ミコ |
親族 |
フランシスコ・シニア(父) ベラ・ティウ・ラウレル(母) |
在任期間 | 2023年11月3日 - |
大統領 | ボンボン・マルコス |
フランシスコ・"キコ"・P・ティウ・ラウレル・ジュニア(Francisco "Kiko" P. Tiu Laurel Jr. , 1966年または1967年 - )は、フィリピンの政治家、軍人。同国第46代農務大臣。
1966年または1967年に、フランシスコ・シニアとベラ・ティウ・ラウレルの息子として誕生する[1]。10代の頃、ラウレルはフラベル・フィッシング・カンパニーに関わり、20歳で正社員となり、エンジニアリング部門からスタートした後、営業とリーダーシップに転身した。大学の学位は取得しておらず、最初の子供を養う仕事を見つけるために19歳で中退したという[2]。ラウレルは、1985年にフラベル・フィッシング・コーポレーションの社長に、2010年には取締役に就任した。1966年にラウレルの両親によって設立されたこの家族経営企業は、深海漁業、養殖業、缶詰製造、食肉・水産加工、コールドチェーン・ネットワーク、造船・修理、発電など、農業・水産業におけるさまざまな事業に携わっている。フラベルはアジア太平洋地域で事業を展開し、フィリピン国内および海外に供給している[3]。同時にラウレルは、2002年から2006年までフィリピンマグロ産業連盟会長、インターランド深海漁業セクター理事、世界マグロ旋網組織理事、フィリピン・バングス協議会加工部門会長を務めた。2022年、ラウレルはボンボン・マルコス候補の大統領選挙キャンペーンのために、フィリピン連邦党に3000万フィリピン・ペソを寄付し、最大の寄付者としての地位を確立した。さらに、フアン・ミゲル・スビリとロビン・パディーヤの上院議員選挙キャンペーンにそれぞれ2,000万ペソと約875万ペソを寄付した。2023年11月3日、ラウレルはボンボン・マルコス大統領によって農務大臣に任命された。それまではマルコス自身が務めていた。任命に先立ち、同職との利益相反が懸念されたため、ラウレルは自身の会社から利益を切り離した。就任前は、24.9メガワットを発電する北アグサン州のメイニット湖水力発電所を運営するアグサン・パワー・コーポレーションの社長を務めた。また、世界の漁業の持続可能な資源管理を目指す世界マグロ地引網組織の会長も務めた。また、フィリピン海軍予備役隊NCRの艦長兼司令官も務めている。2006年からは在フィリピンミクロネシア連邦領事館の名誉領事も務めている。