Franz-Ulrich Hartl フランツ=ウルリッヒ・ハートル | |
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生誕 |
1957年3月10日(67歳) 西ドイツ ノルトライン=ヴェストファーレン州エッセン |
国籍 | ドイツ |
研究分野 | 生化学 |
研究機関 |
マックスプランク研究所 ハワード・ヒューズ医学研究所 コーネル大学 カリフォルニア大学ロサンゼルス校 |
出身校 | ルプレヒト・カール大学ハイデルベルク |
博士論文 | Die Steuerung peroxisomaler Enzymaktivitäten durch Schilddrüsenhormon in der Leber der Ratte (The Regulation of Rat Liver Peroxisomal Metabolism by Thyroid Hormones) (1985) |
主な業績 | フォールディング |
主な受賞歴 |
ガードナー国際賞(2004) ルイザ・グロス・ホロウィッツ賞(2008) アルバート・ラスカー基礎医学研究賞(2011) |
プロジェクト:人物伝 |
フランツ=ウルリッヒ・ハートル(Franz-Ulrich Hartl, 1957年3月10日 - )は、ドイツの生化学者。マックス・プランク生化学研究所所長。ノルトライン=ヴェストファーレン州エッセン出身。
1985年ハイデルベルク大学からM.D.を取得後、翌年までルートヴィヒ・マクシミリアン大学ミュンヘン博士研究員、1989年から翌年までカリフォルニア大学ロサンゼルス校博士研究員、1991年コーネル大学准教授、1995年同教授、1997年にはマックス・プランク生化学研究所の細胞生化学部門の所長に就任し、ルートヴィヒ・マクシミリアン大学ミュンヘン名誉教授となる。
細菌、古細菌、真核生物の細胞質ゾルにおけるタンパク質のフォールディングを研究し、1989年には一部のタンパク質のフォールディングに分子シャペロンが必須であることを発見した。またアルツハイマー病、パーキンソン病、ハンチントン病、プリオン病など、タンパク質のフォールディングの異常によって引き起こされる神経変性疾患に対する新しい治療法も研究している。