人物情報 | |
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生誕 |
1896年2月19日 オーストリアウィーン |
死没 |
1988年1月2日 (91歳没) アメリカ合衆国カンザス州 |
出身校 | グラーツ大学 |
学問 | |
研究分野 | 心理学 |
研究機関 | ベルリン大学・ハンブルク大学・スミス大学・カンザス大学 |
フリッツ・ハイダー(Fritz Heider, 1896年 - 1988年)は、ユダヤ系の後にアメリカで活躍した心理学者。ゲシュタルト学派に属する。
1896年、オーストリアウィーン生まれ。グラーツ大学で学位をとったのち、ベルリン大学でヴェルトハイマー、コフカ、ケーラー、レヴィンらゲシュタルト心理学者と交流をもつ。ハンブルク大学でシュテルンの助手を務めていたとき、アメリカに渡っていたコフカの招きを受け渡米。クラーク聾唖学校に職を得て聾唖者の心理学的研究を行なう。コフカの後を継いでスミス大学に移り、第二次世界大戦後はカンザス大学で長く教鞭をとった。
ハイダーの主たる業績は社会心理学における社会的認知の研究にゲシュタルト心理学の発想を持ち込んだことにある。認知的斉合性理論のさきがけである認知的均衡理論(認知的バランス理論)、1960年代から1970年代にかけて数多くの関連研究を生み出した帰属理論は、いずれも彼が提唱したものである。